日米比較 終盤の振り返り
心はZ世代! 身体は還暦過ぎた昭和人! Z世代応援団のじーじです⁉️
さて、【日米の思考のお話】のタイトルでnoteデビュー投稿のシリーズ全17話のURLを貼り付けたつぶやき投稿が昨日完了しました。
いかがでしたか?
序盤は「決断」できない日本と決断する米国との違いを考察しました。
その差って何か?をメインの論点にしました。
①思考の目線の違い(近視眼的な日本、未来志向の米国)
…前例主義、前例踏襲で今の問題を解決することに目線がある日本
②多様性に不寛容な日本、寛容な米国
③持論はある日本、理論がある米国
…欧米の政府や企業との違いは目線の近さだけでなく、分からない未来であっても経営戦略を立てるための分析をしっかりやってくるところに大きな差があります。経験と勘だけでは決断できません。フレームワークが必要なのです。だから、決断できるのですよね。
中盤は「標準化と全体最適」思考とITは相性が抜群で、属人化・個別最適の日本は、ITとの相性がよくないのでIT投資が伸びず、米国に大きく差を付けられてしまったというお話でした。
その根底には、排他的なムラ社会という社会構造があり、島国根性からはイノベーションは起こらず、スタートアップ企業も米国に比べて絶対数が足りませんでした。
では「決断できない」「属人化・個別最適」の社会をどうしていけばいいのか?というのが終盤のテーマになりました。
結局、「教育」に尽きるというのがじーじの結論でした。
今の教育は昭和からカリキュラムという面で多少の変化はあるものの、属人任せの部分最適、更には、目線が近い昭和の特徴を引きずって失われた30年の方程式どおりの教育をやってきた結果が今なのです。
AIが発展し、シンギュラリティが迫っているVUCAの時代に昭和の教育を続けて暗記中心のテスト勉強をさせていていいのでしょうか?
「心理的安全性」という単語を使うだけでは意味がありません。心的安全性を担保するためにはどうしたらいいのか、心理的安全性を担保することは何故大切なのかを明確に言語化できないまま、日本の経営者や教育関係者が建前を口にしていても駄目です。もっと理論を学ばなくていけません。
そして、教育委員会のお偉いさんは、若い人に権限を委譲しなくてはなりません。まあ、そのためには法改正も必要でしょうが、変えていきましょう。
教育こそが最もコストパフォーマンスの高い未来投資です。
教育委員会のお偉いさんの持論ではなく、エビデンスに基づいて、理論に基づいて「教育」を変えていくことで、日本は必ず復活すると思います。
ある自治体だけが保育士に沢山の補助金を払い、子育てに対して他の自治体に比べて過剰な行政サービスをすることで若い人の移住を促し、その自治体だけは人口が増加したとしても、国としては何の問題解決にもなりません。マスコミもいい加減気が付いてほしいです。
何故なら、その自治体の人口が増加している間は税収が増加して何とかなるでしょうが、やがて全国では廃校の嵐なのにその自治体だけ小学校の新設が必要になり、財政を圧迫し始めます。それでも人口が増え続ければ何とかなりますが、やがてその増加も止まります。
そうなるのは、思っていた小学校ではなく遠いところに通わされたと利便性が損なわれ始めるからです。その途端に、SNSには否定的な意見が書き込まれ、人口増が限界に達したその瞬間から財政難により衰退がはじまります。
移住してきた若者たちは、手厚かった行政サービスの恩恵を忘れて、ふるさと納税で他の自治体へ税金を移転してしまいます。
つまり短期的には良く見えても、補助金をばらまくだけでは問題解決にならないのです。
後進国に転落するタイムリミットが過ぎる前に、政治が決断できるように、まともな政治ができる政治家を国民が選ぶことを始めなくてはなりません。
でも安心してください。
もうその動きは始まっています。
スポーツの世界では海外に出ていく若者が増えていますし、そんな日本の若者の中から海外を学び、欧米から理論の大切さを学んで、投資家として活躍している本田圭佑さんのような人物も現われ始めています。昭和人が創った既存の道なんかクソくらえと変化にチャレンジする若者たちです。
さあ、2025年に令和維新が始まります!
そんな希望を胸にした【日米の思考のお話】を終了します。長らくお付き合いいただき、ありがとうございました。
さて、最後にこぼれ話をひとつ。
それは「じーじのボヤキ」や「じーじは見た!」シリーズをスタートして少しは記事を読んでいただけ、スキもいただけるようになっていたnoteデビューから半年ほど経ったころでした。
yahoiさんにじーじの記事を紹介していただいたことがありました。
その励ましは凄く嬉しかったですし、いつかこの不人気だった「日米比較」シリーズの全話を再掲載したいなと思っていました。
今回、再掲載つぶやきを完結することができました。
yahoiさん、どうもありがとうございます。
先日はお会いできて嬉しかったです。
☆☆☆
(感謝)
▼きしゃこく先生のしゃかせん「毎昼12時」「Real World Teacher」「您是老師」でじーじの記事を紹介いただきました。きしゃこく先生、ありがとうございます。さて、この記事はPISA2018年の結果では読解力が国際的な順位で急降下してしまったのに対してPISA2022年では、一気にトップ集団に復活した背景には、実はICT環境の変化があるのではないかというじーじなりの分析記事です。GIGAスクール構想は、本気で取り組めば教育を変える原動力になりますから、これからも頑張ってもらいたいと思っています。
☆☆☆
(感謝)
▼月曜日にトロフィーをいただきました。これも皆さんのスキ応援のお陰です。ありがとうございます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
よろしかったら「スキ」🤍ポッチンをお願いします😊😊
コメントなんかいただけたら、飛び上がって喜んじゃいます😂😂
▼「じーじのボヤキ」孫と祖父シリーズのサイトマップです。
▼じーじの初期投稿4部作のサイトマップを紹介しますね。
▼「じーじは見た!」シリーズのサイトマップは第2弾ができました。
▼じーじの時事川柳シリーズのサイトマップです。お一つ読んでみてくださいな😊
▼Z世代応援団のじーじをよろしくお願いします。