【夏の一コマ】祖母のレシピ集
今日の夏の一コマも祖母ネタで。朝、玄関周りの掃除に、ひ孫たちを見送ったならば今朝までの味噌づくりプロセスを大学ノートに記録。この年は納豆麹も並行して仕込んでいたのでそのことも一緒にまとめて。
祖母のレシピ集には大根のハリハリ漬けやきゅうりの漬物、大豆の煮物などなど彼女の美味しいものがたくさん詰まっている。ハリハリ漬けの大根は宮崎に住む母が祖母に送るのが毎年恒例。
どのレシピもお裾分けを見込んでかキロ単位で仕込んであるから、後々我が家2人分用に計算しなくちゃいけないのだけれど。
年を重ねて私の味覚に嬉しい変化が少しずつ。お漬物嫌いだった私がいつからかハリハリ漬けを好んで食べるように。「漬け物食べきっとかい?!?」と祖母も驚きつつ、嬉しさからかよく食べさせてくれる。祖母の納豆麹も同じく、ヌメっとした食感とアルコールのような強い風味が苦手で食べれなかったけれど、いつの頃からかごはんのお供に。
今年もこの一年分に追加された祖母のレシピを覗いてみるのが楽しみ。
そういえば、一昨日から読み始めた宮本輝の小説「にぎやかな天地」は私的タイムリーな話題、発酵食品について。母オススメの作家さんで「オレンジの壺」でどっぷりハマっ以来最近好んで読んでる。まだ読み終わっていない本を紹介するのもアレなので、ここではオレンジの壺をオススメに。この本は主人公のお爺さんが残した日記を元に彼の秘密を探りながら物語が進んでく。登場人物が多く、時代の行き来が巧みでノートにメモして頭を整理しながら読んだ一冊。
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