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ふらっと旅に出てみた。~in 山形県高畠町~ ①

7月2日。

どこかにふらっと旅に出たいなあ。

と思い立ったが吉日でやってきたのは山形県高畠(たかはた)町。

ワイナリーがあるような農業の盛んな町で、童話「泣いた赤鬼」の作者:浜田広介の出身地である。

田んぼがどこまでも広がるような、田舎。

なぜここにきたのか?

それは、この町に日本三大文殊のうちの1つ:大聖寺亀岡文殊堂があるからだ。

文殊?

かの有名なことわざ、『三人寄れば文殊の知恵』の文殊である。

知恵の神様として知られ、合格祈願や学業向上祈願で有名である。

ちなみに日本三大文殊はこの文殊の他に、京都府の智恩寺の切戸文殊、奈良県の安倍文殊がある。

京都、奈良は寺社仏閣が多いイメージもあり、何となく納得できるがなんで3つ目が山形県?という疑問もあり、自分の守本尊様でもあるので、訪れてみた。(卯年生まれの人の守本尊は文殊菩薩。)


山形駅から電車で揺られること35分。

高畠駅に着く。電車から降りる人は私のほかに2人程。天気は曇り。

切符を通す改札はなく、切符は駅員さんに渡すスタイル。

さて、亀岡文殊を目指す。

亀岡文殊堂は駅から4㎞程。歩いていくには少し辛いし、タクシーで行くには少しもったいない気がする距離。そしてバスは地元の方の通勤・通学に合わせてしか通ってないので基本無い。

そこで役に立つのが駅で借りられるレンタサイクル。

3時間500円。それ以上800円だ。

自転車を借り、グーグルマップを見ながら田んぼに挟まれた道路を走る。

曇っていたが雨が降りそうな気配もなく気温も半そででちょうどいいくらいだった。

目に入るのは田んぼ、田んぼ、道路。

前日に雨が降ったこともあり、空気がとてもおいしかった。


亀岡文殊堂に到着。

自転車を降りると、階段。

坂道、階段。

ここしばらく運動してなかったので簡単に息切れ。(自転車でちょっと進んだだけでも息切れしてたけどね(笑))

これをずっと上ると本堂が見えてくる。

山の上にあるので、一段と空気が澄んでいて、気がとてもよい。

朝早かったし、平日だったこともあり貸し切り状態。

お参りをして本堂の周りをまわってみる。

本堂の右手側奥に「知恵の水」なるものを発見。

学業向上を願いながら少しだけいただいた。

本堂の側面側には千羽鶴や習字の書初めのようなものがたくさん飾られていた。その中で一段と目を引いたものがこれ。

奉納された算額である。

算額とは数学の問題を解いて、解けたことを神様に感謝するために奉納された数学の絵馬などのことである。

これ、小学生の頃に算数の教科書で見たことあるかも!と、初めて見たので少しテンションが上がった。

そして本堂の後ろ側にもいろいろとあったのだが、ここはさらっと回って終了。

寺務所で文殊様の姿絵を購入して次の場所へGO!

次に向かったのは犬を祀る『犬の宮』と猫を祀る『猫の宮』…


だったが今日は疲れたのでここまで。続きはまた今度。



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朱鳥 日凰
お読みいただき、ありがとうございます。 これからも私の感じたことをより表現していこうと思います。