ゆるファスティング08 ＜回復食1日目＞

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念願の具なし味噌汁

いそいそと念願の夕食の準備を始める。
一人用の小さな鍋にお粥を作る。

顆粒だしを入れ、塩などは何も入れず、昨日の梅流しのために買って残っていた梅と、いつも朝食の時にもてあましながら食べていた何かのお土産でもらったウニめかぶの佃煮をちょっと乗せ、白ごまをふってみた。
見た目のポテンシャルもかなり高いお粥だ。
味噌汁はその名の通り具なしの、だし入り味噌をお湯で溶いただけのもの。
風邪でも引かないと見かけないこの食卓風景にわくわくしながら席につく。

私がそもそもこのファスティングを始めるきっかけになったのが、体験した友人や色々な人が感想として述べていた「ただの味噌汁がめちゃめちゃうまい！」という言葉だった。
それを味わい、彼女たちと分かち合いたくてファスティングを始めたのである。具なし味噌汁への期待値はかなり高い。

まずさっそく、味噌汁のお椀に箸を入れぐるぐるとかき混ぜる。
そして意を決して一口。

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