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果物と健康:整体師が教える賢い果物の摂り方
こんにちは!ひなた整体院の小島です。このブログはあなたが健康の知識を深めていくことで自分で健康な生活が送れるようになるお手伝いをしていきます。では今日もいってみましょう。
昔は季節の楽しみだった果物が、今では一年中スーパーの棚に並んでいます。便利になった反面、果物との付き合い方が難しくなってきているのも事実です。今日は、わたしが整体師として患者さんによく聞かれる「果物との正しい付き合い方」についてお話ししていきます。
果物の2つの顔:栄養の宝庫と糖分の落とし穴
最近の果物は、昔に比べて糖度が高くなっています。特に、バナナ、柿、温州ミカン、ブドウなどは果糖を多く含んでいます。果糖は血糖値を急激に上げにくい特徴がありますが、実は食べ過ぎると注意が必要なんです。
なぜなら、過剰な果糖は肝臓で中性脂肪に変換されてしまうから。これが体重増加や脂肪肝の原因になることもあります。でも、だからといって果物を避ける必要はありません。むしろ、賢く付き合うことが大切なんです。
知られざる果物の効果
わたしの整体院には、様々な不調を抱えた方が来院されます。その中でも特に多いのが、自律神経の乱れによる不調です。実は、果物には自律神経のバランスを整える効果があることが分かっています。
例えば、リンゴに含まれるケルセチンには、ストレスを和らげる効果があります。また、みかんの香り成分には、副交感神経を優位にして心を落ち着かせる作用があるんです。疲れて帰った時、みかんの皮をむく時の香りで癒されるのは、こういった理由があったんですね。
果物に含まれる宝物たち
果物には、私たちの体に必要な栄養素がたくさん含まれています。例えば:
・食物繊維:腸内環境を整え、便秘予防に効果的
・ビタミン類:免疫力を高め、美容にも良い影響を与える
・ミネラル:カリウム、マグネシウム、カルシウムなど、体の調子を整える
・ポリフェノール:抗酸化作用で体を守る
特に注目したいのが腸内環境への効果です。果物に含まれる食物繊維とミネラルは、腸内細菌の多様性を高め、善玉菌を増やすのに役立ちます。
果物の選び方のコツ
果物選びで迷う方も多いと思います。わたしがお伝えしている選び方のポイントをご紹介します:
旬を意識する
・旬の果物は栄養価が高い
・価格も手頃で経済的
・その季節に必要な栄養素が含まれている保存方法を知る
・りんごは常温で保存すると栄養価が上がる
・バナナは完熟すると糖度が上がるので要注意
・みかんは冷やすと甘みが増す外見のチェックポイント
・ヘタの状態
・傷や腐れの有無
・重量感
・香り
おすすめの果物と食べ方
わたしが特におすすめするのは、以下の果物です:
・ブルーベリー:目の健康をサポート、抗酸化作用も強い
・リンゴ:食物繊維が豊富で、腸内環境を整える
・みかん:ビタミンCが豊富で免疫力アップ、手軽に食べられる
・プルーン:便秘予防に効果的
・アプリコット:βカロテンが豊富で美容に良い
これらの果物は、できるだけ皮ごと食べることをおすすめします。皮には多くの栄養素が含まれているからです。(※みかんは皮は食べられませんが、薄皮に含まれるヘスペリジンには血流改善効果があるので、できるだけ薄皮も一緒に食べることをおすすめします)
果物の活用術:症状別おすすめ
整体師として、症状に応じた果物の活用法をお伝えしています:
疲労回復したい時
・キウイ:豊富なビタミンCと酵素で疲労回復
・バナナ:手軽に摂取できるエネルギー源
・ぶどう:ブドウ糖で即効性のある元気チャージ
便秘がちな方
・プルーン:自然な整腸作用
・キウイ:食物繊維と酵素の相乗効果
・いちじく:食物繊維とミネラルが豊富
冷え性の方
・みかん:ビタミンCと血流改善効果
・りんご:体を温める効果
・いちじく:体を温めながら巡りを良くする
美容目的の方
・ブルーベリー:抗酸化作用で美肌をサポート
・アプリコット:βカロテンで肌のハリアップ
・すいか:水分補給と美容成分の補給
賢い果物の取り入れ方
では、具体的にどう果物を取り入れれば良いのでしょうか?わたしが患者さんにお伝えしている3つのポイントをご紹介します:
食べるタイミング
・午前中か運動前後がベスト
・夜遅くの摂取は避ける
・空腹時の大量摂取は控える適切な量
・1日の目安は200g程度
・種類は2~3種類に限定
・糖度の高い果物は小分けにして食べる組み合わせの工夫
・ヨーグルトと一緒に食べると腸内環境が更に改善
・ナッツと組み合わせるとGI値を下げる効果
・プロテインと合わせて運動後の補給に
果物の組み合わせ術
ただ食べるだけでなく、相性の良い食材と組み合わせることで、さらに効果を高めることができます:
朝食での活用
・ヨーグルト+りんご:腸内環境改善
・グラノーラ+バナナ:持続的なエネルギー補給
・豆乳+キウイ:美容効果アップ運動前後の補給
・バナナ+ナッツ:持久力アップ
・りんご+プロテイン:疲労回復促進
・ブルーベリー+ヨーグルト:抗酸化作用増強仕事の休憩時
・みかん+アーモンド:集中力アップ
・キウイ+チーズ:ストレス解消
・ぶどう+クルミ:脳の活性化
まとめ:果物は味方にも敵にもなる
果物は私たちの健康に欠かせない食べ物です。しかし、「健康に良いから」と言って食べ過ぎては逆効果。適切な量と食べ方を意識することで、果物の良いところを最大限に活かすことができます。
季節の果物を楽しみながら、賢く健康管理をしていきましょう。もし具体的な食べ方や組み合わせについて質問があれば、コメント欄でお気軽にお聞きください。
では、今日はここまで。あなたの健康づくりのお役に立てたでしょうか?コメント欄で感想や質問をお待ちしています。次回もお楽しみに!