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デスクワーカーのための正しい椅子選び

みなさん、こんにちは。ひなた整体院の小島慶典です。このブログではあなたが健康の知識を深めていくことで自分で健康な生活が送れるようになるお手伝いをしていきます。では今日もいってみましょう。

多くのデスクワーカーが抱える体の不調。実は、その原因の多くが「椅子」と「座り方」にあることをご存知でしょうか?今回は、21年間の臨床経験から得た知見を基に、正しい椅子の選び方と座り方についてお伝えします。

なぜ椅子選びが重要なのか

デスクワーカーの方々の多くが、肩こりや腰痛、頭痛などの不調を抱えています。わたしの整体院に来院される方の約7割が、これらの症状を訴えています。そして、その原因の多くが不適切な椅子と座り方にあるのです。

椅子選びの決め手は「骨盤の角度」

実は、体の不調を防ぐ最も重要なポイントは「骨盤の角度」です。骨盤が後ろに傾いてしまうと、背骨のS字カーブが崩れ、体全体に負担がかかってしまいます。

では、どうすれば理想的な骨盤の角度を保てるのでしょうか?それは、座面の高さにあります。

正しい座面の高さとは

座面が低すぎる場合:
・膝が90度以上深く曲がる
・股関節も深く曲がる
・結果として骨盤が後ろに傾きやすい

座面が高すぎる場合:
・膝が伸びやすい
・股関節の角度が浅くなる
・骨盤が前に傾きやすい

理想的な高さは、あなたの体に合わせて調整する必要があります。一般的な目安として、座った時に太ももが床と平行になる高さが推奨されます。

正しい座り方の手順

  1. 椅子に軽く腰掛ける

  2. お尻を少し浮かせる

  3. お尻の一番深い角の部分を椅子の角に合わせる

  4. その状態で上半身を起こす

この手順で座ることで、自然と骨盤が前傾し、背骨が理想的なS字カーブを描きやすくなります。結果として、疲労が溜まりにくく、肩こりや頭痛が起きにくい状態を維持できます。

実際の改善例:Aさんの場合

40代の女性会社員Aさんは、慢性的な肩こりと頭痛に悩まされていました。椅子を見せてもらうと、座面が低く、深く腰掛けると骨盤が後傾してしまう状態でした。

椅子の高さを調整し、正しい座り方を実践してもらったところ、わずか2週間で症状が大幅に改善。「こんなに簡単なことだったなんて!」と喜んでいただけました。

椅子選びのポイント

  1. 高さ調節が可能なこと

  2. 座面がクッション過多でないこと

  3. 背もたれの角度が調整できること

  4. 肘掛けの高さが調整可能なこと

これらの条件を満たす椅子を選ぶことで、正しい姿勢を保ちやすくなります。

日々の実践ポイント

・1時間に1回は立ち上がる
・背筋を伸ばす意識を持つ
・足の裏全体を床につける
・肘掛けを活用して肩の力を抜く

まとめ:健康的な毎日は正しい座り方から

正しい椅子選びと座り方は、デスクワークによる体の不調を防ぐ重要な要素です。毎日の小さな意識と実践が、大きな変化をもたらします。

まずは今日から、自分の椅子と座り方を見直してみませんか?体が喜ぶ変化を、きっと実感できるはずです。

このブログの内容についてのご質問やご感想がありましたら、ぜひコメント欄でお聞かせください。みなさんの健康づくりのお手伝いができることを楽しみにしています。

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