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デスクワークによる肩こりの本当の原因:下半身から見直す健康改善法
こんにちは!ひなた整体院の小島です。このブログはあなたが健康の知識を深めていくことで自分で健康な生活が送れるようになるお手伝いをしていきます。では今日もいってみましょう。
肩こりでお悩みの方、実は原因は意外なところにあるかもしれません。21年の治療経験から、多くの患者さんの肩こりが「下半身の硬さ」に関係していることがわかってきました。特にデスクワークが多い方は要注意です。今日は、その意外な関係性についてお話ししていきます。
意外な事実:肩こりの原因は足にある?
「肩がこるのに、なぜ足が関係するの?」そう思われた方も多いはずです。でも、わたしたちの体は全て繋がっています。デスクワークで長時間座っていると、太もも裏の筋肉が硬くなります。この硬さが、実は上半身の様々な問題を引き起こしているのです。
下半身の硬さが引き起こす連鎖反応
デスクワークで起こる体の変化を順番に見ていきましょう:
長時間の座位で太もも裏の筋肉が硬くなる
硬くなった筋肉が骨盤を後ろに傾ける
骨盤の傾きを補うために背中が丸くなる(猫背に)
猫背により肩甲骨の位置が変わる
腕の骨が前に引っ張られ、巻き肩の状態に
結果として肩周りの動きが極端に制限される
このように、下半身の問題が徐々に上に伝わり、最終的に肩こりとなって現れるのです。
では、どうすれば改善できるの?
ここからは、実際に効果を実感いただいている改善方法をお伝えします。
1. 太もも裏のストレッチ
まずは1日3回、以下のストレッチを行ってください:
椅子に座り、片足を前に伸ばす
つま先を天井に向ける
上体を前に倒す(無理のない範囲で)
15秒キープ、これを左右3セット
2. デスクワーク中の姿勢改善
1時間に1回は立ち上がる
椅子に深く腰掛け、背もたれにしっかり寄りかかる
足裏全体が床につく高さに椅子を調整する
3. 肩甲骨の動きを良くする運動
両手を後ろで組み、肘を伸ばす
肩甲骨を寄せるように意識する
10秒キープ、これを5回繰り返す
実際の改善例:Aさんの場合
42歳・女性・システムエンジニアのAさん。5年以上続く慢性的な肩こりでお悩みでした。毎日8時間以上のデスクワークで、マッサージに通っても一時的な改善に留まっていました。
わたしの整体院で下半身からのアプローチを始めて3週間後、驚くほど肩の可動域が改善。2ヶ月後には肩こりの症状がほぼ消失しました。今では自宅での簡単なストレッチだけで、すっきりとした状態を保てているそうです。
最後に:継続は力なり
体の不調を改善するのに、特別な器具や高額な治療は必要ありません。毎日の小さな積み重ねが、大きな変化を生み出します。今回お伝えした方法を、ぜひ明日から実践してみてください。
そして、ストレッチをする際は以下の点に注意してください:
痛みを我慢してまで行わない
呼吸を止めない
急激な動きは避ける
体調の悪い時は休む
この記事が、あなたの健康な毎日への第一歩となれば幸いです。実践してみた感想や、気になることがありましたら、ぜひコメントで教えてください。
次回は「デスクワーカーのための正しい椅子の選び方」についてお話しする予定です。お楽しみに!