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美筋ヨガブログチャレンジ「あの日あの言葉に救われた」

おはようございます☀️
社会福祉士のぽこです。

救護施設の相談員をしています。
毎日利用者と接する中で気づいたあれこれをまとめたブログです。

美筋ヨガブログチャレンジ:3月

今日は、私が毎日聴いているVoicyチャンネル主催のブログチャレンジ記事です。
美筋ヨガレディオby廣田なおさん&高橋マシさん はこちら

3月のテーマは「あの日あの言葉に救われた」

皆様も自分に置き換えて考えながら、読み進めてみてください。

転職する母へ送る言葉

私には、人生において大切にしている言葉がたくさんあります。
昔から本を読むのが大好きだった私。
同じく本好きの父、兄と一緒に書店に行き、それぞれ購入した本を読み終えたらシェアする・・・といったコミュニケーションを取るような家族でした。
本の中に登場する様々なセリフに惹き込まれ、心に残った言葉を大切にメモに残し、今でも迷った時や苦しい時に振り返っています。

そんな家族の中で、唯一本を読まない人。
それは、私の母です。
漫画や広告の文字でさえ「活字は嫌!!」と拒否する母(笑)
とは言いつつ、私たちが読んだ本の内容やおすすめの言葉、フレーズを興味深そうにじっくり聴いてくれる人でした。

さて、家族紹介はここらへんにして、本題の「私を救ってくれた言葉」について。
このテーマを語るとき、きっと多くの人は誰かに言われたセリフどこかで見かけた名言を挙げるのではないでしょうか。

私を救ってくれた言葉は、それらとは少し違います。
私を救ってくれたのは、私が転職しようとする母に向けて言った、自分自身の言葉です。

「やらなきゃ良かった」と嘆く権利

母が10年以上勤めた会社を辞めようか?と迷っていたことがあります。
辞めて、新たにやりたいことがあるようでした。
ちょうど私も大学を卒業する時期。
兄も結婚して世帯を持っているし、家のローンも終わっている。
「何をそんなに迷ってるの?やったら良いじゃん」と言う私に、母が言ったのはこんな不安でした。

「やらなきゃ良かったって、思いたくないじゃん?」

この言葉を聞いた時、私は後悔について少しばかり考えたのです。
確かに、食べ過ぎた時は「食べなきゃ良かった」と後悔する。
確かに、衝動買いした時は「なんで買ったんだろう・・・」と後悔する。
確かに、無計画に冒険した時は「やめておくべきだった」と思う。
でも、全部結果が出てから気づけることだ。
つまり、自分が起こしたアクションに対して後悔できるのは、チャレンジした人の特権なんだ!

母の不安な気持ちを通して、私の中で後悔に対する考え方がガラッと変わった瞬間でした。

そして、母にこう言います。
「やらなきゃ良かったって言えるのは、やった人だけだよ」
それを聞いて何か感じ取ってくれたのでしょう。
次の日には、当時勤めていた会社の上司に退職の旨を伝え、新しい職場にエントリーシートを書いていました。
リクルートバッグを買ったり、新しい黒いパンプスを買ったり、面接用に身なりを整え直したりする母は、とても生き生きしているように見えました。

アクションには結果がついてくる

結果として、そこから5年経つ今でも母はその時チャレンジした新しい仕事を続けています。
しかし、まっすぐな道ではありませんでした。
シフトを増やして体調を崩し、少し減らして物足りなくなり、また別の職場を探してもうまく見つからずに悩み、時々「あのまま辞めずに働いていた方が良かったかもなー」と呟くこともあります。

でも、とにかく楽しそうなのです。
「あの時やれば良かった」と嘆いている母よりも「やっぱやめときゃよかったー!😂」と明るく前に進んでいる母の方が、ずっと楽しそうです。

うまくいく、うまくいかない、理想通りに進む、理想とは違った。
方向性こそ違うものの、何かアクションすれば何かしらの結果がついてきます。
母なりに、アクションせずステイする人生より、アクションして何かが起こる人生の方が楽しい!と思っている様子です。

私自身、人生で悩むことがたくさんあります。
資格の勉強にお金をかけるべきか否か?
オンラインヨガにチャレンジしようか?
今の年齢で妊娠しても大丈夫か?
この人と結婚しても良いか?

大小問わず、たくさん、たくさん悩みます。
そんな時に、母に向けて言った自分の言葉を思い出すのです。
「やらなきゃ良かったって言えるのは、やった人だけ」
失敗しても、思い通りにいかなくても良い。
「やっぱやらなきゃ良かったー!!」と自分の体験を通して、自分の言葉で堂々と叫びたい。
他人のレビューや体験談を聞いて「やっぱりやめておこう。だって他の人もこう言ってるし・・・」なんて人にはなりたくない。

母を救うつもりで言った言葉に、今でも私自身が救われています。

皆様の「救われた言葉」もしくは「誰かを救った言葉」は、どんな言葉でしょうか。
他のブログチャレンジ記事もたくさん読んでコメントさせていただきますね💐
それでは、私のブログチャレンジ記事は以上です。
お読みいただき、ありがとうございました🌻

追記…
この記事の見出し画像には、昨年私のフォトウェディングで撮影した写真を使用しました👗
母からの、ベールダウンの写真です。
「ベールダウンするの夢だったの!」と嬉しそうな母に、私も嬉しくなりました。


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ぽこ【社会福祉士】時々【ヨガ】
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