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日記

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白土三平さん自作・クナイ型ペーパーナイフ

白土三平さん自作・クナイ型ペーパーナイフ

10月8日は、白土三平さんの命日ということで、千葉県富津市へ行きました。

白土三平さんが、生前に通われていた「岬カフェ」。

今年も カムイ外伝の原画をみることができて 嬉しかったです。

Tシャツは自作です。

阿多棒庵がカムイに放つ言葉「むだにひとしいあがき むだとわかって そのむだを生きる万物」

人生そのものですよね。こんな漫画を描けるなんて、どんな人生を送ってきたんだろう‥生き方を教え

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椎名誠「水域」に出てくる生き物たち

椎名誠「水域」に出てくる生き物たち



魚貝類以外の生き物
黄泡長虫(アブクダシ)
ネバネバした巣を作る、巨大な生き物。
怒るとシュウシュウと鳴いて捻転液を出す。

ヒラヌル
湿気が好きな巨大な生き物。何も悪さはしない。

めぬりばく
泥水域に生息する、弱々しくて大きな動物。

ハジキダマ
目のない顔を持つ虫。
「かちゅかちゅ」と幼稚な声で鳴く。

サキヌマドクタラシ
大きな口をあけて獲物を待つ。
噛まれると歯から強力な酸が出て、肉

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われらは遠くから来た‥そして遠くまで行くのだ

われらは遠くから来た‥そして遠くまで行くのだ

相原コージ先生の「ムジナ」は、生きるをテーマにした忍者漫画です🥷🏻✨

自分のために生き抜くことは無理で、人は人のためにしか生きられない。ムジナをみているとそう思います😺

よく「明日死ぬと思って生きろ」とか言うじゃないですか😮‍💨全然そんな風に思えたことない🥹

そこで、5年後に安楽死する‥と仮定してみた👩🏻

私の人生はあと5年で終わる!って想像したら、驚くほどに生きやすくなっ

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冥府魔導に生きる道

冥府魔導に生きる道

「子連れ狼」を読了しました。

声にならず口をあけて泣いてしまった。

小池一夫さんも凄いですが、小島剛夕さんの劇画も素晴らしいです。小島剛夕さんって白土三平さんの元お弟子さんなんですよね。やっぱり白土三平さん 凄すぎる。みんな天才‥!

子連れ狼といえば、父と子の親子の話ですよね。途中までは、(父)拝一刀 と (子)大五郎 の話だと思っていたんです。

でも、あの最後のシーン。

拝一刀の宿敵

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大峰山にある前鬼村

大峰山にある前鬼村

役小角が大峰山にいたとき
二鬼と出会いました。

咒念のご利益をもって
彼等を人に変身させました。

夫の名前は「赤眼」
妻の名前は「黄口」といいます。

五つの子供を産みました。

「鬼一」「鬼次」「鬼助」
「鬼虎」「鬼彦」と名づけました。

彼らは、箕面山に住んでました。

いく千人もの人を殺しました。

小角は方便を使って(真の道に導くため)
二鬼が最も愛していた鬼彦を隠しました。

二鬼は

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役行者と神通力

役行者と神通力

江戸初期の兵法家「阿多棒庵」は
修験道の開祖である『役小角』の道統を
継いでおられることはご存じか?

そこで、阿多棒庵のリスペクトすべく
役小角(えんのおづの)について調べてみました。

まず、役小角は男性です。
役行者(えんのぎょうしゃ)とも呼ばれます。

飛鳥時代のひとです。
629〜641年産まれでしょうか。
空海が高野山を開く200年近く前ですね‥!

天智天皇・天武天皇・持統天皇
文武

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蚊の心と観受

蚊の心と観受

カムイ外伝 15巻 「掛け捕り」

孤独な老川漁師の清次さんとカムイの話ですね。

人は自分の何かを
後に残してゆきたいものです。

清次さんにとって残したいものは
川漁師としての熟練した技術
「抱き捕り」「掛け捕り」でしょう。

冷たい水の淵の深場に潜んでいる
鯛を捕まえるための「抱き捕り」は

以下のコツがあるようです。

魚が体温を求めて寄ってくるまで
動かずに待つだ

息を止め、動かずに待

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下人のような酷暑

下人のような酷暑

春は花
夏は泉に
秋は月
冬は雪をも
友とこそすれ

なんていう如雲斎の言葉さえも
よく分からなくなるくらいの暑さですね。

もはや泉は枯れよう暑さでは。

そのうえ、世界はひどい不景気です。
今月はなんとか生活費を稼げたが、
来月はどうだろうか?頑張らねば‥

不安ゆえに、月の固定費を抑え、
質素な生活を送っています。

そんな私の楽しみは
推し活・漫画・落語です。

先日、推しに
「推しの細胞

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舞茸をご存知か?

舞茸をご存知か?

白土三平のカムイ外伝 9巻
「変身の色②」

のラストシーンに出てくる舞茸の汁。

人柱となって、死を生きた舞様の命日に
村人たちが舞茸の汁を飲んで、笑い、舞う。

彼らが食べた舞茸の汁というのは「大笑茸」といういう毒キノコで、現在食用にされている舞茸とは異なる。オオワライタケを食べると人は興奮し狂乱状態となり、笑い舞うといわれている。

ゆえに古人は、これを「舞茸」と呼ぶ。

現在食用とされてい

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帰省という名の修行

帰省という名の修行

先日、数年ぶりに実家へ帰省しました。

家族に会うのは億劫でしたが、妹の赤子が産まれたので致し方なく。

私の妹は、そうですね。
源氏物語に出てくる六条みたいな女なんで。
まあ、やっかいです。

甥っ子は、可愛かったです。
何にも縛られず自由に生きて欲しいですね。

母は相変わらずの依存体質でした。
あの手この手を使って私に依存しようとするので阻止しましたが、根性負けです。

東京に戻って、カムイ

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