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旬を体に取り入れる


いよいよ秋も深まり、三角山をはじめ、周りが
紅葉の美しさに染まる時期になりました。

秋の味覚は色々ありますが、北海道最大と言って
過言ではないのが「鮭」ですね。

鮭のは漢方でいうと気や血を補ってくれます。
できれば養殖よりも天然の方が、より効果は高いと
言われています。身もさることながら、アラで出汁を
取ることで血や精を補い、イクラは特に腎精といった
発育や生殖器、気や血とは異なる精を補ってくれると考えます。

前回は貧血についてお話ししましたが、血と深く結び
ついているのが「精」です。精は目に見えない分、分かり
にくいかもしれませんが、血が少なくなるのと同様、精が
少なくなれば精神や不妊、不安やパニックなどのメンタルや
心の問題につながるのではと考えられています。

アラやイクラ、臓物など、現代ではどうしても調理に
手間がかかるもの、味に癖があるものを敬遠しがちに。
その結果の精の少なさではないかと思います。

旬の食材には気・血・精が多く含まれます。
体質改善には、これらの食材を意識して取り
入れることも大切ではないかと。

スーパーの出来合いの物でも構いません。冬に備えて
これらの食材をしっかり摂ることが、次の季節への
養生になります。今が旬のものが秋はたくさんあります。
ぜひ自分の食事を見直すキッカケにしていただければ幸いです。

*ひなはり灸治療院*

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