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コーヒーを最大限美味しく飲むには〜ペアリング編〜
前回は、コーヒーを最大限美味しく飲んでいただくために、『鮮度』に焦点を当ててお話ししました。
今回は、『ペアリング』に着目していきます。
ペアリングとは、組み合わせのこと。
それぞれのコーヒーと相性の良い食べ物を選ぶ事を『フードペアリング』と言います。
相性がぴったりの時は、お互いの味を引き立て合い、
格別のおいしさを感じることができます。
どのようにペアリングしていけば良いのか見ていきましょう。
◎あっさり×あっさり
あっさり系のフード(例えばトースト、クッキー、サンドイッチ、スコーン等)には、あっさり系のコーヒーがおすすめです。
焙煎別で言うと浅煎りや中煎り。
浅煎りや中煎りのような苦味が少ないコーヒーは、
あと味さっぱりのスイーツや野菜の入ったサンドイッチ、シンプルなトーストとてもよく合います。
さっぱりした気分になりたいモーニングコーヒーにもおすすめ。
また、産地別で言うと中南米産。
比較的酸味と苦味のバランスが良く、後味もさっぱりとしているため、
クッキーやスコーン等の甘みの強すぎないお菓子と相性がいいです。
◎しっかり×しっかり
生クリームやカスタードたっぷりの濃厚なお菓子や、甘さがしっかりとしたパウンドケーキやマフィンには、
同じようにしっかりとした味のコーヒーがおすすめです。
焙煎別で言うと、中深煎りや深煎り。
コーヒー自体のコクが食べ物の甘さに負けず、
どちらもゆったりと楽しむことができます。
ティータイムや食後のスイーツと一緒に飲むのにも良いです♩
産地別で言うと、アジア産のコーヒーは濃厚なものが多く、
チョコレートケーキやキャラメルを使っているようなまったりとした甘みの強いお菓子には相性が抜群です。
◎フルーティー×フルーティー
フルーツたっぷりのタルトやケーキ、ドライフルーツなどには
酸味がしっかり感じられるコーヒーがおすすめです。
焙煎別で言うと、浅煎り〜中深煎り。
そのままのフルーツと飲むなら、できるだけあっさりめのコーヒーが美味しいと思いますが、
フルーツタルトやドライフルーツなど、甘みが強いものには
中深煎りくらいがおすすめです。
産地別だとアフリカ産がおすすめ!
華やかでフルーティーな香りのコーヒーが多いので、それぞれのコーヒーの香りの特徴に似たフルーツとの相性が抜群です。
◎コーヒーのフレーバーを意識する
コーヒーの特徴を表現するために、
『レモンのような(Lemon)』『ナッツのような(Nutty)』『蜂蜜のような(Honey)』といった、
フレーバーで香りや味を伝えることが多くあります。
このフレーバーを意識してペアリングすると、
それぞれの特徴が引き立ち合い、両方をよりおいしく感じることができます。
柑橘系のお菓子と食べるときは、柑橘系の酸味があるコーヒーを。
ナッツのたっぷり乗ったケーキを食べるときはナッツのようなフレーバーのあるコーヒーを。
迷ったときは是非、似たもの同士の組み合わせに挑戦してみてください。
◎まとめ
コーヒーを最大限美味しく飲むために、
今回はフードペアリングについてお話ししました。
◆トーストやクッキーなどのあっさりした食べ物
《スコーン、トースト、サンドイッチ、クッキーなど》
→浅煎り、中煎り、中南米産のコーヒー
◆クリームたっぷりの濃厚なお菓子や甘さがしっかりした焼き菓子
《パウンドケーキ、マフィン、チョコケーキ、フレンチトースト等》
→中深煎り、深煎り、アジア産のコーヒー
◆フルーツケーキやドライフルーツ等、酸味のある食べ物
《フルーツ、フルーツタルト、ドライフルーツ等》
→浅煎り〜中深煎り、アフリカ産のコーヒー
◆似たフレーバー同士を合わせる
相性ぴったりの組み合わせを見つけたとき、
きっとその美味しさに感動するはずです!
自分だけのおいしい組み合わせが見つかりますように♩