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7秒ルール【加筆あり】

こんにちは、日向ひむかいたかしです。

今回も自分の体験談からの話になります。

暑い日々が続いている地域や、災害で辛い思いをされているかと思います。
そんな時って、どうしても些細なことでもイライラしがちではないでしょうか?
当然、少なからずメンタルにも影響を及ぼしてしまうはずです。

イライラや怒り

怒りという感情は、人間誰しも持っている感情です。
それは、自己防衛のためにあると言われています。

しかし、その感情が制御できなくなったとき、周りとの関係や自分の健康に大きな影響を及ぼすことがあります。
・カッとなり、声を荒らげる
・口には出さずとも、あからさまに不機嫌な態度を出してしまう
など

これら、発した側は当然、受けた(感じた)相手も嫌なはずです。
双方が不快な思いとなり、大きなストレスとなります。

何故なら、怒りのエネルギーはとてつもなく強大だからなのです。

「おまえの怒りを感じる。その怒りがおまえをより強くするのだ」

パルパティーン

上記は、怒りのパワーの使い所を間違え、ダークサードへ堕ちてしまったという、有名な誘導セリフです。

このパワーを、日頃の生活の中で出されてしまっては困ってしまいます。


自分に置き換えると

私自身も、これまで何度か触れてきていますが、子どもの頃から心に抱える不安やストレスに多く、常にと言っていいほど囲まれていました。
やがて、社会の厳しさや理不尽さ、自分の不甲斐なさ(自責)など直面するたびに、上手く処理できず自暴自棄になることも。

今振り返ると、感情表現すらも我慢を強いられ、特に怒りという感情を盾にしていたと思います。

結果的には、抑えきれない感情が噴出し、周囲との摩擦を生むことが度々あり、色んな意味でダークサイドに堕ちていたと思います。


アンガーマネジメントとの出会い

最終的には、精神疾患を患い入院生活のことはこれまで何度も綴ってきたので、ここでは割愛します。

その中で、ある時、ふと立ち止まって自分を見つめ直す機会がありました。
自分の不幸は、周りも不幸にしてしまうことに気づいたのです。

彷徨っている時、アンガーマネジメントという言葉を知り、怒りの感情をコントロールする方法に興味を持ちました。

アンガーマネジメントは、ただ単に怒りを抑えるのではなく、自分の感情を理解し、それを適切に表現(対処)する方法を学ぶものです。
私も実践を重ねることで、少しずつ自分をコントロールできるようになりました。
特に、怒りの原因となる状況を客観的に見つめ、深堀りし、それにどう対処すべきかを考えるようになったのです。

  1. なぜ今、怒りの感情が湧いたのか?

  2. その怒りはどこから?

  3. 相手の言葉や態度に反応したのか?

  4. 自分の発言や行動が原因か?

  5. なぜ、この言葉や態度に自分が敏感に反応したのか?

  6. この、敏感になった言葉や態度の裏には何かが…

など、冷静に自己分析をしていきました。


なぜ7秒が有効なのか?

怒りの感情は、脳内でアミグダラという部分が関与しています。

このアミグダラは、危険やストレスに対する「戦うか逃げるか」の反応を引き起こす場所です。

怒りが生じた瞬間、アミグダラは自動的に体を緊張させ、反応を促します。
しかし、7秒間という短い時間を挟むことで、この反応が少しずつ和らぎ、前頭前皮質(理性的な判断を下す部分)が活動し始めます。

このプロセスを活用することで、衝動的な反応ではなく、冷静な対応が可能になるのです。

怒りを感じた瞬間にすぐに反応するのではなく、7秒間を使って冷静さを取り戻すためのテクニックです。

具体的には、怒りを感じたら、その場で深呼吸をして7秒数えます。

もし可能なら、一人になれる場所に移動して、心を落ち着かせることができるとさらに効果的です。

7秒という短い時間ですが、この間に脳は反射的な反応から理性的な判断へと移行します。

瞬間的に爆発する感情を抑えることができれば、冷静になって適切な行動や言葉を選ぶ余裕が生まれます。

7秒ルールの実践方法をいくつか

深呼吸をする:深呼吸をすることで、体と心にリラックスを促し、怒りの衝動を和らげる効果が見込めます。

視線をそらす:怒りの対象から一時的に意識を外すことができ、別のことに集中してみる。

その場を離れる:移動することで、気持ちをリセットすることができます。

マントラを唱える:自己暗示によって、怒りをクールダウンさせることができます。

状況を俯瞰(ふかん)する:状況を第三者の視点で見ることで、感情に振り回されにくくなります。

※その他、アンガーマネジメントのスキル習得については専門文献などを探してみてください。


現在の自分とアンガーマネジメント

当然、今でも怒りを感じることはありますが、かつてのようにその感情に振り回されることは少なくなりました。
アンガーマネジメントを学んだことで、他人とのコミュニケーションがスムーズになりました。
何より、自分自身との喧嘩がなくなり、余計なストレスも抱えずにきています。


まとめ

怒りという感情は、私たちの生活において避けて通れないものです。
しかし、その感情をコントロールし、適切に対処することで、自分自身の生活をより良いものにすることができます。

私も、アンガーマネジメントを通じて、過去の苦難を乗り越え、今ではより穏やかな日々を送っています。

また、過去の自分と同じように怒りに苦しむ人々に対して、私は少しでも役立つ情報や方法を提供できればと考えています。
自分の体験を通じて、迷いや苦難とどう向き合い、乗り越えていくかを伝えることが、少しでも誰かの助けになればと願っています♪

カフェ素材.com

このnoteでは、過去のエピソードの一部を深堀りをしてブログ化していますが全体的なストーリを1冊にまとめています。

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日向たかし
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