コーピングとは?
こんにちは、日向たかしです。
メンタルヘルスマネジメント検定Ⅲ種で学んだ「コーピング」について、少し掘り下げて考えてみたいと思います。
その前に用語の整理をします。
ストレッサー
ストレス反応
ストレス病
それぞれの単語を踏まえてとなりますが、特に区別することなく一般的の表現として、今後は極力「ストレス」で統一して書いていきます。
コーピングとは?
現代社会では、誰もが日常的にストレスに直面していることでしょう。
仕事のプレッシャー、家庭内の問題、人間関係、社会背景など、多くの要因が心に影響を与えることでしょう。
こうしたストレスに対処するために「コーピング」という概念があります。
ストレスに対処し、心のバランスを保つための手法を指します。
コーピングの基本的な考え方
問題焦点型コーピング
問題焦点型コーピングは、ストレスの原因そのものを解決しようとする方法です。
具体的には、ストレスを引き起こしている状況を変えるために行動を起こしたり、問題に対する対策を考えたりすることが含まれます。
例えば、仕事での過重な負担がストレスの原因であれば、上司と相談して仕事量を減らす、仕事の優先順位をつけ直す、または同僚に協力を依頼するなどの行動が考えられます。
この方法は、問題そのものに対処するので、根本的な解決につながることが多いです。
しかし、すべての問題が自分の力で解決できるわけではありません。
解決が難しい場合には、別のアプローチも必要になります。
情動焦点型コーピング
情動焦点型コーピングは、ストレスの原因を変えることができない場合に、そのストレスに対する感情をコントロールする方法です。
例えば、不安や恐れ、怒りといった強い感情が湧いた時、それにどう対処するかになります。
この方法には、リラクゼーション技法やマインドフルネス、趣味に没頭する、友人と話をするなど、感情を整理するための活動なども含まれます。
また、「まあ、いいか」という考え方や、ポジティブな視点で物事を捉えることもこの方法の一つと言えます。
感情を落ち着けることで、ストレスに対して冷静に対応することができ、結果として心の負担が軽減されて行くことでしょう。
時には、問題自体は変えられなくても、自分の感情や反応をコントロールすることで状況を受け入れやすくなることがあるはずです。
日々の生活にコーピングを取り入れてみる
日常生活うするうえで、ストレスから完全に逃れることはできません。
実はそのストレスも100%悪者でもありません。
※これについては、今後別途書き起こす予定です。
しかし、必要以上にのストレスに対しては、コーピングのスキルを身につけることで、ストレスと上手に付き合っていくことが大事だと思っています。
私自身も、負荷がかかりすぎる前にコーピングを意識して取り入れることで、心のバランスを保つことができるようになっています。
以前に記事にしている【7秒ルール】【リラクセーションの一つとして】【簡単なマインドフルネス】【まあ、いいか】などは、上記「情動焦点型コーピング」の具体的手法となります。
コーピングは、問題を解決するためだけでなく、心のケアをするための大切な手段と学び、身につけました。
毎日の生活の中で、少しずつでも自分に合ったコーピング方法を見つけていくことで、ストレスの多い現代社会を、もう少し穏やかに過ごせるようになるのではないでしょうか。
このnoteでは、過去のエピソードの一部を深堀りをしてブログ化しています。
それら全体的なストーリを1冊にまとめています。
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さらに、過去の深い背景はこちらに書き起こしています。
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