今日のサウナ3

ああ。


ああ大変だった。


バリウムを飲むことはこんなにも大変なことだったとは。


慢性胃炎を患っている私にとっては胃には負担をかけ得たくないものだが、バリウムは躊躇なく刺激し続ける。


金曜の朝に健康診断をした私は、午後の営業は朦朧としながら行った。


私は頭痛と吐き気に襲われ、金曜は気持ち悪くもありバタンキュー。


土曜は朝からゴルフ。朝5時半に起き、夜7時に帰宅。


初めてやるゴルフに緊張感と先輩を待たせてはいけないとずっと走っていたため、とんでもない疲労感が体を支配していた。


そもそもゴルフなんて、しょうもない大人がこびへつらうためにやるんだろうなと子供のころ思っていた。


結局なんかそんな大人になって、考え方が会社に囚われているような、そんな気持ちにいつも間にかなっていたのかもしれない。


ああ。


ああだめだ。


サウナだ。


ごはん食べたらサウナだ。


いつものサウナ。


400円。


東京でサウナに入ったとき、入湯税とかサウナ代とか別々になってて、一回の銭湯で800円超かかるとこだらけだったため、秋田にいることに感謝しなければならない。


体を洗い流し、汗を洗い流す。


サウナに入る。


8分。


めちゃめちゃ疲れた日の1巡目のサウナは時間が長い。


いつもなら5分くらいで水風呂に行くが、今日はあまりにも疲れている。


水風呂に入ったときミスチル「worlds end」が脳内再生された。


ゆっくり旋回してきた大型の旅客機が


この詩から始まる歌を思い返す。


いつも聞くと思うが、旅客機は「りょかくき」であり「りょきゃっきではない」


けど「りょきゃっき」にしか聞こえない。



サウナをすると筋肉がほぐれるのを感じる。


弛緩し筋肉の疲れが軽減される。


帰り道ミスチルの「worlds end」を聞いて帰った。


何に縛られるでもなく僕らはどこへでも行ける


あれっいつも間にかいかにまっすぐを早く走ることに注目していたのだろうか。


自分のやりたいことを貫けばいいのではないのか。


そんな囚われた人間を新たな視点から救ってくれる。


また行こう、サウナ。

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