娘の寝かしつけと、トレードオフ
わが家には、3歳の娘、0歳の夫、
そして、10か月の育休中の夫がいます。
わが家の寝かしつけ事情
わが家の娘は、
夫や息子がいると、テンションが上がり、
なかなか寝付けません。
そのため、
わたしと娘が先に寝室で寝入ってから、
夫がリビングで寝かしつけた息子を
寝室に連れてきます。
その後、夫は、
キッチンとリビングの片付けをして、
ゆっくりと自分時間を過ごしてから
寝ているようです。
わたしはというと、
たいてい、娘とそのまま寝落ちしてしまいます。
パパと寝たい。
先日、寝る前の娘が、
👧🏻「今日は、パパと寝たいのーー!」
と、怒りはじめました。
というのも、
夫が育休に入ってから何度か、
夫が娘の寝かしつけに挑戦しましたが、
なかなか娘は寝付くことができず、
結局、深夜まで起きてしまい、大変なことに。
そのため、たまに、
娘が、「パパと寝たい。」と言っても、
「パパはお仕事があるから寝られないんだ。」と
ごまかしてきました。
ところが、この日は、
パパと寝たい、の一点張り。
また、テンションが上がって
寝られなくなるかもしれないなぁ、と思いつつ、
夫と相談し、数ヶ月ぶりに、
夫と娘と二人で寝室に行きました。
わたしは、二人を送り出した後、
いつ、娘がテンション上がって騒ぎ出したり、
「やっぱりママと寝る。」と言って、
リビングに戻ってくるかなぁ、と構えつつ、
寝室のベビーモニターの音を聞きながら、
息子を寝かしつけたり、家事をしていました。
しかし、そんな予想はすっかり外れ、
娘と夫は、
とっても落ち着いた様子で、
一緒に絵本を読み、
二人で何かを話している声がした後、
しばらくしてからモニターを見ると、
二人仲良くぐっすり眠っていました。
複雑な気持ち
モニター越しに、二人で眠れた様子を見て、
とても複雑な気持ちになりました。
もう、わたしがいなくても、パパと眠れるのか。
という寂しさと、
さあ、息子も寝たら、ひとり時間!
なにをしようかなぁ。
という嬉しさが、
入り混じった気持ちです。
片付けがおわり、
息子を寝かせて、
久しぶりの夜の自分時間。
誰にも邪魔されることなく、
Kindleを読んだり、noteを書いたりして、
それは楽しかったのですが、
自分時間を満喫しつつも、
娘がこれから毎日、夫と寝ると言い出したら、
もう、寝る前に娘と一緒に本を読んだり、
だいすきのお話ができないのかと思うと、
なんとも切ない気持ちに・・
スッキリさせてくれたのは「トレードオフ」
この相反する複雑な気持ちを抱えたとき、
ワーママはるさん著書
「ワーママはるのライフシフト習慣術」で
紹介されていた、
「トレードオフ」の考えを思い出しました。
「トレードオフ」とは、「何かを得ようと思ったら、何かを差し出す」ことを意味します。
なぜか私たちは、キャリアだとか、お金を稼ぐだとかを考えると、すべてを手に入れようとしてしまうのです。両方とも得よう(得られるはず)と思うから、苦しくなります。
この複雑な気持ちの原因は、
限られた時間の中で、
娘との愛しい時間も、
静かな自分時間も、
どちらも手に入れようとするからだ、
ということがわかりました。
どちらも手放したくないから、
何かを失ったような
苦しい気持ちになってしまうのです。
しかし、
限りある時間やお金などのリソースの中で
何かを得たら、
必ず何かを差し出さなければないのです。
今回の場合、
娘との愛しい時間を失ったことばかりに
意識を向けずに、
代わりに息子との時間や
自分時間を手に入れたのだと認識することで、
この複雑な気持ちを
スッキリさせることができました。
トレードオフの考え方は復職後にも効くはず
この、トレードオフの考え方は、
自分が復職したときに、
子どもとの時間が一気に少なくなり、
切ない気持ちに陥ったときにも、
前向きな気持ちにさせてくれるはずです。
仕事をしているから、
子どもとの時間がとれなくて、
なんだか寂しい。
でも、子どもとの時間の代わりに、
わたしは、お金を得たり、
自分のスキルを身につけることが
できているわけで。
なにかを失って切ない気持ちを抱いたときは、
つい、そのネガティブな気持ちに
フォーカスをあててしまいがちですが、
その裏には、必ず得ているものがあるはず。
そうであれば、
得たものにフォーカスをあてて、
自己肯定感を高めていきたいものです。
結局、次の日からは、ママと寝る。
その日は、
少しセンチメンタルな気持ちになりつつも、
トレードオフの思考で、
前向きに心を立て直しました。
しかし、そんなわたしの苦労をよそに、
娘は、次の日からは、
また、「ママと寝る」と言うようになりました。
勝手なもので、
そう言われると、また、
息子の寝かしつけとその後の優雅な自分時間が
恋しくなったり。笑
トレードオフ、トレードオフ。
どちらも手に入れることはできないので、
また、いつ手放すことになるかわからない、
娘との愛しい時間を噛み締めておきたいです。
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