ちょっと露悪的な自分になりたかったのになあ・・・。
今日は、朝からあることがあり(仕事に関わっていて、まあ、私にとっても乗り越える的要素があった。)、ほぼ一日(実際には4hほどだけど・・・。)カフェで本を読んでいた。
分野が自分の専門分野でないのと、少々慣れては来ているが、それでも、得意な分野ではないので、しかも横書きだし、フォントは大きいのに、進まない。内心、悔しい・・・。そうだ!noteからアマゾンに飛んで購入した本だった。小難しい内容が書いてあるわけでもないのに・・・。
フレンチトーストと堂島ブレックファースト(なぜか故郷大阪を思い出し、堂島という名前に、引っ張られて、紅茶にした。)を平らげ、本にアンダーラインを引きながら、読んでいた。
途中、お昼間、ちょっとバタバタしたけれど、無事にお昼を届け、若干の練習もし、そして、ちょっと要領がわかってきた私は、今度はそのお店の評判のメニューらしい、オムライスを頼んだ。生徒の噂では、ガーリックライスがイケてるらしい・・・。ああ、これでは、松重さんの『孤独のグルメ』のようではないか・・・。
一方に、結構重い使命感的仕事をもちつつ、そこにはできるだけ意識を向けないように、自分のするべきことをする・・・、教師としても母としても採用してきたやり方を、できるだけ平常心で進める。
本を読み、そしてノートを取り、しばらくして、
「あのー、コーヒーお願いします・・・。」と手を挙げたあたり、完璧松重さんみたい・・・。
お隣のワーキング・マザーらしきグループの話が、笑い声と共に、時折飛び込んでくるけれど、ことさら耳をそばだてるようなお話でもなく、私はなんとか本に没頭しようと、頑張る・・・。
さて、手帳も使って、本に書いてあることを自分なりにプランニングしようとしたときに、ふと、フランクリンプランナーの方の手帳の上にある格言に目が留まった。
先日からワルになりたい私・・・。
それなのに、納得してしまった・・・。
ー他人に対して善を行っているとき、人間は自己に対して最善を行っているのである ベンジャミン・フランクリン
いいのか・・・。
無理してワルにならなくても・・・。
と思った次第・・・。
その後待ち人が、しっかり自分のするべきことをやり終えて、スッキリした顔で現れた・・・。
ああ、仕事が終わった。
今年の受験の第一号。第一関門突破!
紅葉が美しかった。こんなことでもなければ、きっとみられなかっただろうなあ・・・。と思いながら、とんでもない達成感で帰ってきたのである。