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【読書感想文】普通という異常 健常発達という病

こどもを産んでから発達障害について、いろいろ目にしたりすることが増えた。

ADHDとかASDなど見るたびに『なにがなんだったっけ?』とか『むすめはどうなんだろう?』などと気になってしまう。

そんな時にSNSで紹介されて気になった本。著者は精神科医の兼本 浩祐 さん。
専門的なことも多いけど事例などわかりやすい。

甥っ子がやや発達障害気質で大変なこともたくさんあるのは多々目にしてきた。

でもこの本を読んで普通であることもなかなか大変なことに気付かされる。

●「自分がどうしたいか」よりも「他人がどう見ているか気になって仕方がない」
●「いじわるコミュニケーション」という承認欲求
●流行へのとらわれ      
●対人希求性が過多になる「しんどさ」
●本音と建て前のやり取り
●社会のスタンダードから外れていないか不安
●親の「いいね」という魔法

普通という異常 健常発達という病 より

今まで自分が悩んだりしてきたことほとんどが当てはまった。

承認欲求や他人との違いを比べて《いじめ》も普通だからこそ生じてしまう弊害。
《鬱》も《心配症》も。

発達障害はもちろん大変だと思う。
だけど普通であることにもデメリットがあるし、当たり前だと思って気がつけていなかった。

なんか生きにくいな。
と感じたときに読むと府に落ちるところが多く、ふと心が軽くなる気がする。

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ひまま
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