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リハ塾の松井です。 腰痛は臨床でも多く経験すると思いますが、原因は様々ですので何が問題点となっているか評価しないとアプローチも効果が薄くなってしまいます。 よくある誤解が神経が圧迫されているから痛いというもの。 生理学の書籍をよく読むと、神経は持続的な圧迫で痺れなど感覚障害は引き起こすが、痛みは神経損傷がないと感じることはないとあります。 また、神経は圧迫に強くそれくらいで神経は損傷しないということ。 痛みは本来、筋・筋膜、腱、皮膚など末梢の受容器から中枢へ伝わるの
リハ塾の松井です! 今日は肩関節の筋活動に関する論文から、どんなエクササイズがどこの筋肉を活性化するのかをまとめました。 肩関節周囲は筋肉が多く、どこを狙って運動療法をするのか、どんな運動を選択するかで効果が全然違ってきます。 知っておくと、筋肉を促通したいときにも使えますし、評価にも使えるので、知っておくべき知識だと思っています。 運動療法のバリエーションを増やしたい方も是非読んでみてください!
リハ塾の松井です! 股関節は下肢と体幹を繋ぐ関節であり、歩行など抗重力位において重要な関節であり、大腿骨頸部骨折などの股関節疾患は臨床的にもかなり多いですし、骨折が治癒したとしても痛みが残存する症例も少なくありません。 また、骨折していなくても股関節痛を訴える方も少なからずおられます。 そのような場合、股関節痛の原因組織にはどんなものが考えられるのかを理解し、その原因組織を評価し、その組織に対して介入することが必要です。 ストレッチやROMex、筋力exなどをしていて
リハ塾松井です! 臨床では変形性膝関節症(以下、膝OA)は多く担当する機会があると思います。 膝OAの問題点の1つとして、荷重時痛があります。 荷重時痛へのリハビリで、こんな悩みありませんか? 患者さんから 「何で痛いんですか?」 「これは良くなりますか?」 と聞かれて、何故荷重時に痛いのか答えることができていますか? 「筋力が弱いからですよ」 これも答えの1つかもしれませんが、筋トレしていてあまり効果が出ていないなら、考えを改めないといけません。 患者さんか
リハ塾の松井です! 臨床では必ずと言っていいほど、患者さんの「痛み」の訴えを聞きますよね。 そんな時、こんな悩みありませんか? こんな悩みを解決すべく、今回は臨床でも多く遭遇するであろう関節と筋肉の痛みの解釈を解説していきます!
リハ塾の松井です! 最近は臨床相談や勉強の仕方などの相談を受けることがありますが、肩関節周囲炎の中々取れない痛みについて相談を受けました。 そこで、今回は相談者様に許可をいただき、一連の相談内容と僕の回答をここで解説していきます。 などなど、自分が担当している肩関節周囲炎、あるいは肩関節周囲炎でなくても肩関節疾患で、上記のような悩みを抱えている方には参考になるかもしれません。
リハ塾の松井です! 臨床で推論する中でこんな悩みありませんか? 評価は患者さんや利用者さんの問題点を把握するためには必須の技術です。 決して簡単ではないですし、僕が完璧にできているかというとそうではないですが、僕なりに評価において大事だと思う要素を挙げてみたので、参考にしてみてください! 評価において重要だと考えるのは以下の3つです。 それぞれ解説していきますね。
リハ塾の松井です! こんな訴えよくありますよね。 股関節にはたくさんの筋肉があるので、個別に評価して何が原因となっているかを評価しないといけません。 逆に言うと、評価するポイントを知っていれば案外すんなりと痛みが和らぐことも多いです。 そこで、今回は股関節でよくある痛みと原因の評価について解説します。
リハ塾の松井です! 整形外科テストにおいて固定点を作るという視点はめちゃくちゃ大事です。 「固定点を作る」という点で考えてみると、普段の評価をする際でも、固定点を作る場合と作らない場合で比べるのが重要だと感じています。 整形外科テストでも、 などなど、色々あります。 ただそれらのテストを行うだけでも評価にはなりますが、固定点を作る場合と作らない場合それぞれで評価すると、もっと色んなことが分かります。 そこで、今回は主要な整形外科テストをピックアップし、固定点を作っ
リハ塾の松井です! 痛みや機能障害は、関節モビライゼーション、筋膜リリースなど、徒手療法も良いですが、それだけでは絶対に機能障害は良くなりません。 徒手療法によって獲得した関節可動域や筋力などを活かせるように運動療法が必須です。 ですが、運動療法を行う前に知っておくべきことがあります。 ここをおさえずにいきなり運動療法を実践し、失敗してしまう方も多いです。 実際僕も昔はよく知らないまま運動療法を実践していたので、良くするためにやっているのに、全然良くならないばかりか反
リハ塾の松井です! 脊柱管狭窄症って腰椎の前彎が強いから腹筋しておけば良いんでしょ。 こんなふうに思っていませんか? 若手の頃の僕はまさにこの考えでしたが、そんな安易な考えで良くなるわけもなく…。 まず、評価もせずに疾患名だけでプログラムを考えること自体おかしくて、結果的に腹筋をすることになるかもしれませんが、評価ありきの話。 そこで、今日は脊柱管狭窄症のタイプ分類と評価・アプローチについて解説します!
リハ塾の松井です! 臨床では痛みが大きな問題点として挙げられやすいですが、痛みに対する有効な介入の1つに運動療法があります。 痛みに対する運動療法に関して、こんな悩みありませんか? こんな不安を解消すべく、今回は痛みに対する運動療法の効果と運動療法の種類について解説します!
リハ塾の松井です! 脊柱管狭窄症は臨床でもよく出会う疾患ですが、 こんな悩みがあるかもしれません。 そこで、今回は腰部脊柱管狭窄症(以下、LSS)におけるエビデンスを踏まえ、どんな運動療法を選択するのが良いかを解説します!
リハ塾の松井です! 肩関節脱臼後、腱板損傷・断裂の保存や術後、上腕骨骨折など、多くの肩関節疾患を担当してきて思うことがあります。 皆さんもきっとこんな悩みあるではないでしょうか? これってけっこうあるあるかなと思うのですが、可動域は拡大できているのに、それに自動運動が伴わないという例。 最近ご利用になった方も肩関節脱臼後で2か月程度病院でリハビリをしてご利用になりましたが、自動運動が獲得できておらず、ADLで上肢の参加ができていない状態でした。 ということもあったので