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未熟な僕が描く点線

僕は無罪だった

例えば昨日の深夜2時に何をしていたかね
と 唐突に訊ねられても
耐えるだけの回答を僕は持っていた

僕は常に両手に手錠をかけ
誰の目にも明確に 何もしていなかった

だから僕は常に無罪だったが
その様は捕縛された罪人の様だった