雨の真夜中
想い出になるまで 待てない想い
叶うまで 叶わないだけ
悲しみは 涙より多く
夜の向こう側には 未来しかないよ ただ それが 悲しいってだけのこと 過去の記憶に支えられ 再構成が出来ない自分を嘆くばかり §§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§ 今日 教えてもらったこと 動物の数え方は 死んだ後に 何が残るかで決まるって話し 牛豚なら 一頭 鳥なら 一羽 魚なら 一尾 要は 食べられない部位 または残る部位 人間は死んでからも 名前は残るから 一名なんだって よく出来た話しだった 多分 そんな理由で 単位が付いた訳では
暦より 少し遅れて 季節は過ぎるばかりね 知らず 知らず 大人になっていた僕は 戻すことの出来ない時間を 帰り道の分からなくなった子供の様に… §§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§ この間まで 沖縄 行ってたの また ぼっちで ずっと １人で過ごした 時間がゆっくりだった とても良い時間だった 好きだと言える 綺麗な景色と風景の中で 色んな事を考え 整理し 考え 整理する そして一つ一つ 自分に納得をさせる なんか 普通に書いたつもりが 暗く
何故 死が訪れるのとか そんな普遍的なことを 悶々と考える事に 意味を見出せないけど その避けられない死の次の場面を考えるのは好きだ 意識はどこかの空間に残って 身体を持たない自由ってのを期待しているの §§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§ 『平和』とか『幸せ』に関して 思ってること 完全に個人的な答えだし 考え方は幾らでもあるだろうから 正解もないんだろうけど… 平和とか 幸せに関して 考えない状態が 長く続く事が 平和であり 幸せなんだと思うの
たくさん嘘を吐いて生きて来たから 人の嘘が見抜ける様になったよ だって あの嘘 私も吐いたことあるもん そう言っていた あの子は 今 どこで 何をしてるんだろう なんでこんな夜の真ん中で ふと 思い出したんだろう さっきまでの12年間 忘れていたのに… 思い出せる事と 忘れる事との違いって なんなんだろうね 全部 憶えておければいいのに いや そう云う訳にもいかないか… 忘れたいくらい 辛い出来事を経験してないから こんな事 言ってしまうんだろうね俺は §§§§§§
僕は失明宣言を受けて 失う全部を 失う前に ポｰタブルのテｰプレコｰダｰに 話し閉じ込めてしまう事を思い付いた 長く歩いて 吹き込んだのは つぎの様な事だった 海は海の様に広がり 木々は木々の様にそびえ 光は光の様に射し 最後に吹き込んだのは… 闇は闇の様に覆った
サイドミラーの中 静かな分離帯で転倒するジプシーの女の子を見た 他の景色と一緒に 時速 七十四キロメートルで吹っ飛んでいった 僕は どうしようもなく独りだと 悲しくなったんだけれど… そう云えば 食パンを一斤 買いに来ていたんだった あヽそうか 僕は幸せなんだ
ねぇ この世界に 運命があるとして それは つまり こう云うことだろう 僕と君は まるで… まるで漫画の様な まるでドラマの様な まるで舞台劇の様な まるで映画の様な まるで民謡の様な まるで小説の様な そんなエトセトラ
初めて眉毛を整えた時の事を憶えてる 今みたいな 何もない夜の真ん中くらいで 抜くのが痛くて 痛くて 右か左かは忘れたけど 角度が高くなっていて 前髪で隠したのも憶えてる 幾度とあった何もない夜が 今もあって 新たに訪れた夜ってよりは あの時の夜に帰って来たって感覚になるの 〈〈〈〈〈〈〈〈〈〈〈〈〈〈〈〈〈〉〉〉〉〉〉〉〉〉〉〉〉〉〉〉〉〉 星野富弘さん 知ってる？ 俺が知ったのは 小学生の時で 学校に公演と言うか 自身のお話しをしに 来て下さった時だった 熊本に住ん
一昨日 誕生日 聞かれて 明日！ って 答えたら いや、嘘なの 12月27日だし 昨日 プレゼントとケーキ用意してくれて… もう本気で 気合い入れまくりで謝ったよ 笑ってくれてたけど ホント良くない俺 〈〉〈〉〈〉〈〉〈〉〈〉〈〉〈〉〈〉〈〉 金曜日 toto買ったの 12億 当たるやつ 外れたけど 夢で白蛇 出て来たから しかも 白蛇の化身で 「なんで宝くじ買ってないんだ！」 って 怒ってたから そりゃ買うよね もう当たるフラグ立ってるもん こんなん 外れた
３月の半ばから部屋に帰ってなかったから 久しぶりの 自分の部屋の匂いに ホッとする 保冷剤の中身のムニョムニョあるじゃん あれ 匂いを閉じ込める性質あるから カクテルグラスに入れて 食紅で赤くして Chloeの香水 ふりかけて飾ってるの ちょｰ いい匂いよ 部屋 §§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§§ テルマエ・ロマエ観た １と２ コミカルな映画なはずなのに 迂闊にも感動して 涙 流しちゃって どうなってるの このバカ感性 §§§§§§§§§§§§§
花火の枯れた後の匂いが好きだ ふと何かを想い出しそうになって 何も想い出せないのに 涙腺だけが 懐かしい何かを見て 少しだけ体温より 温かくなる様な そんな具合いが 酷く愛おしい 花火の枯れた後の匂いが好きだ
僕の身長を測った彼は 棺桶屋である 貴方は幸せですよ あヽきっと そうだろう 顔の思い出せない 友人の葬儀があった日で 焼き場の煙突から 煙が軽く昇ってゆくのが見えた 僕もあれになりたい どうぞ あたしゃ商売で あヽやはり想い出は 地下に深い
鳥の話しを聞いたんだ 昨日 羽ばたく為に 胸の筋肉は強く厚く 全体の体重を下げる為に 足は細くなっていて あヽなんだ そこにも自由は無いじゃないか 仕方ないから 風船を買うよ 風船をたくさん買うよ 仕方ないから
長年 プロ花粉症選手として活躍して来たけど 今年は全く成績が出ないことに気が付いて… 目と鼻の奥に隠し持っていた源泉が 尽き果ててしまったみたいで もう 液体を垂れ流す事が出来ないの わぁｰい ٩( ᐖ )۶三٩( ᐛ )۶ わぁｰい あの 目玉をゴシゴシ洗いたくなる日々や ティッシュなんかじゃ処置が追い付かず クッション性の耳栓を 鼻の中に入れて密閉していた日々は もう遠い昔 目薬や 飲み薬をステｰジに置いて 僕は普通の男の子に戻ります
もう ずっと以前 すごい すごい以前 通ってた小学校は 道徳の授業に重きを置く学校だった とても素晴らしいこと 特に５年生 ６年生になると 戦争、同和地区、公害被害者、在日の方々について すごく時間を割いて学ぶ 内容 書いてたら ダラダラ長くなるから 端折るけど 要は 平和とは 戦争ダメ 差別ダメ 相手の事を考える そんな内容を ５年生 ６年生には難しいことでも教える 当事者に来校してもらい 話しを聞かせてもらう みたいなのがあった もう 刷り込みに近いくらい 学
発狂したい願望ってある 僕はたった一人でも たった一人でなくても構わない あの日 賢志くんが 十三段の階段の頂上で言ってたじゃないか ギロチンは いつも上から下だが 奇跡の刃が下から上へと走らせたって 一瞬も寿命は変わらない あヽ正に 正しく その通りだ 最期の数秒か 数十秒に 夢を見れるか 違うかなんて なんて些細な問題だ あヽ発狂したら絵描きになろう カンバスは僕の心くらい広いやつがいい
