姿勢を変えるのは、まずは自分の姿勢を知ることから
こんばんは。
hikari整体サロンの よしなが です。
今日は、自身の姿勢は、意外に自分では分からないもの という
お話をしていきます。
姿勢が良いと言われたり、猫背を指摘されたり、
鏡で見て、姿勢の良い悪いは、なんとなく思っていても、
自分自身の姿勢がどうなっているかは 意外と分かりづらいものです。
hikari整体サロンに お越しくださった方に
姿勢の状態を お伝えするとき、
「今、膝が少し曲がっていますので、最後まで 伸ばしてみてください 」
とお願いしたところ、
「伸びてないですか? 伸ばしてるつもりです(キリっ)」
と、ご自身の膝が ほんの少し曲がっていること が、
わからなかったりする。
ご自身の姿勢や関節が、
正確にどうなっているかが分からないことは、
珍しいことではなくて、
例えば、
伸ばしているつもりの僅かに曲がった状態のお膝を
他動的に(わたしが)伸ばして差し上げると、
「 ホンマや(関西弁は 私の脳内変換) 」
と初めて お膝が曲がっていることに気付かれたり、
左右の歪みから、
「ここが正中(真ん中)ですよ」
と お伝えすると、
むしろ まっすぐの状態が、歪んでいるような気がして、
違和感を覚える方もいらっしゃいます。
というのも、
脳が、その方の 普段の姿勢のクセ を覚えていて、
その人の通常モードを正しいと思っているから、
そこから 姿勢が矯正されると、
筋肉や腱、靭帯の張力が変わるために
「なんかいつもと違うぞ」って
感じたりします。
実際、街中で、人間観察していると(無意識でも)
立っている姿勢が、お膝が わずかに曲がっている方、すごーく多いです。
歳を重ねている方ほど、普段から、お膝が曲がってくる方は多いですし、
お膝が曲がる角度も大きくなります。
膝を意識的に伸ばして立ってみて、
実際に、本当にお膝が完全に伸びているか、
目で見て、手で触って、
一度、確かめてみてください。
(膝を伸ばすときに、痛みが出るようなら、無理をするのは必ずやめてくださいね)
人それぞれに、姿勢 や 動き(歩き方や立ち方など)のクセ があります。
わたし、
今日はウチマタ、明日はガニマタ、明後日はウチマタってことは、
起こらないですよね。
何も起こらなければ、
今日、ウチマタで歩いている人は 、明日もウチマタで歩いていますし、
今日、ガニマタで歩いている人は、明日もガニマタで歩いています。
ウチマタ、ガニマタだけではなくて、
その他の関節や、背中のそれぞれの骨の動きにも、人それぞれに動きの傾向性がみられます。
わたし自身も、とうの昔(学生時代)に
自身の姿を、写真で見た時に、
自分自身がイメージしている姿 と違いがありすぎて、衝撃を受けたことがあります。
(めっちゃ猫背やん‥うせやん(ウソやん))
この写真は、
カラーガード(160cm程の棒に大きな旗が付いて回したり投げたり踊ったり)の
ボディーワークレッスンを受けている仲間たちとの
本番後の衣装(青いレオタードにスカート)を着た状態での集合写真だったので、
みんなが格好良くポーズをとっている中で、
自分だけ姿勢が悪かったから、余計に覚えているんですよね。
(今なら加工で直せるのかな。。。)
この苦い思い出は、良くも悪くも、自身の姿勢を見直すきっかけにもなったので、まあ、良かったのかなあ。と。(思うことにしています?)
自分自身の姿勢を知るために、
一度、普段の(ポーズは取らずに♡)姿勢を、
前から横からと、姿見でみたり、カメラで撮影して、じっくり見てみてください。
次回は、姿勢の見方について、書こうと思います。
また来週、火曜日に。
読んでくださって ありがとうございます。
hikari整体サロン
吉永 光恵
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