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Solana Superteam Japanメンバーとして、今後の活動について話します。
皆さん、いつも私のnoteを読んでくださり、ありがとうございます。今回は、私が今後注目しているweb3関連についてお話します。
実は先日、都内で開かれたSolana Superteam Japanのイベントに招待されたので、色々学んで来ようと思い参加しました。私の知り合いがSolanaのグローバルハッカソン「Radar」に出場しており、今後私もプロジェクトに参加していく予定です。
Solanaについて
ソラナ(Solana)は、分散型アプリケーション(DApps)やスマートコントラクトの構築に利用されるブロックチェーンプラットフォームです。2020年に設立され、高速なトランザクション処理と低コストでの取引が特徴です。ソラナは「プルーフ・オブ・ステーク(PoS)」と「プルーフ・オブ・ヒストリー(PoH)」という独自のコンセンサスメカニズムを採用しており、1秒あたり数千件のトランザクションを処理する能力を持っています。
ソラナの特徴
高速性:ソラナは1秒あたり3000〜5000件のトランザクションを処理でき、ビットコインやイーサリアムと比べて非常に高い処理速度を誇ります。
低コスト:トランザクション手数料が低いため、ユーザーは経済的に取引を行うことができ、デジタルアセット取引やDAppsの利用が促進されています。
相互運用性:他のブロックチェーンとの相互運用性があり、異なるネットワーク間でトークンの移動が可能です。これによりユーザーはより柔軟な取引ができます。
ソラナの将来性と展望
NFT市場での成長:ソラナはNFT市場でも注目され、「Magic Eden」などのNFTマーケットプレイスでの利用が拡大しており、SOLトークンの需要増加が予想されています。
DeFiプロジェクトの拡大:ソラナ上で多くのDeFiプロジェクトが進行中で、高速かつ低コストな取引環境がDeFiサービスに大きな利点をもたらしています。
セキュリティ向上:ファイルコインとの提携により、データセキュリティやネットワークの信頼性が向上することが期待されています。
今後の活動
私の専門は消費者行動や心理ですので、web3業界にどのように私の専門性を活かしていけるのかを模索していきたいと思います。私が修士課程時代に株式会社FiNANCiE様がスポーツとNFT技術についてのウェビナーを開催してくださり、私も最新技術について心を躍らせながら拝聴しておりました。
修士論文のテーマがフィットネスクラブの会員であったこともあり、NFTやスマートコントラクト、さらにはDAOといったものがエクササイズをする人々の行動変容に影響を与えていくと強く感じました。
当時、私は試しにsweatcoinというアプリをダウンロードし、一日の歩数に応じてトークンが発行され商品と交換ができるというmove to earnの面白さに魅了されました。私は利用したことがないですが、おそらく、stepnと同じようなシステムになっているのではないかと思います。
私の個人的な感想ですが、このようにブロックチェーン技術を使い、私たちが日常で行っている活動を通して稼ぐことができるというのは確かに画期的です。しかし、中には生活資金を得たいがために過剰に仮想通貨にベットしてしまったり、NFTを購入してしまうというのも散見されるようなので、あくまで楽しみの一環として利用するのが正しいと言えます。
スポーツとweb3の未来
特に日本は「健康寿命」がとても短いという傾向を持っており、生涯にわたって身体活動が重要だと言われています。私は長いことフィットネスジムなどでアルバイトをしていた経験があり、スポーツ、フィットネスがもたらす効果の高さを実感しています。ただ、中には身体を動かしたりジムに定期的に通うことへの障壁が高いと感じている人々も多いのが事実です。こういった状況の中で、エクササイズに触れる一つのきっかけとしてmove to earnは大いに効果を発揮してくれると考えています。ゲーミフィケーションの要素をエクササイズに取り込んで、楽しみながらトークンを稼ぐというインセンティブを働かせて、健康寿命を高めるという社会的課題を解決していけるような社会の創出を目指していくこともできます。