文章の一行目で惹きつけたい✨ツノがある東館
その剣閃は命を賭けた一撃
己の体1つ
ナイフ1つ
他に武器も魔法も
仲間もなくただ1人
それはゴーレムというよりも城だった
動く要塞とでも言おうか
圧倒的な迫力で私を見下ろしていた
大地がドラムのように鳴り響く
地震じゃない
歩いているんだ
数百メートルもの高さの
城が迫ってくる
アレと戦うの?
無理
逃げながら
考えろ私
ドゴォーン
突如
世界が一変した
すぐ傍に城が見える
城が倒れたの?
希望は絶望に変わった
倒れたのは私だ
鉄槌のように
叩いたんだ
城が石柱を持っていた
危ない
もう少しで
あっ!
城の頭にツノがある
振り下ろしたおかげで
頭上が見えた
弱点なのかな
根元が光ってる
東館も見つけた
でもバルコニーしかなくて
窓もドアも階段もない
城が元の姿勢に戻った
どうやって行けばいいの?
何時間も
対峙していた
もうダメかもと
思い始めた時
それは単純なギミック
絶望は希望に変わった
そして私はたどり着いた
全力でツノを掴み
握りしめたナイフを光に突き立てた
その剣閃は命を賭けた一撃
城は静止した
(410文字)
たらはかにさんの【毎週ショートショートnote】
【ツノがある東館】のお題で
【一行目で惹きつける】ショートショート
一行目で惹きつけるのは難しいです💦
最後までお読みいただきありがとうございます。
みなさんの毎日が素晴らしいものでありますように。
今回は、あまり書いたことがない文章に挑戦しました。
ゲーム「ワンダと巨像」へのオマージュです。
どうやってツノまでたどり着いたのか?410文字のなかに
ゲームゲノム シーズン2放送中です
#ライター
#HSP
#日記
#ブログ
#エッセイ
#コラム
#ワンダと巨像
#上田文人
#ゲーム
#毎日投稿
#毎週ショートショートnote
#ツノがある東館
#ショートショート
#わたしの居場所
#ゲームで学んだこと
#心に残ったゲーム