【視聴メモ&雑感】どう学ぶ? 大学入試「情報Ⅰ」を徹底解説/記者サロン(11月25日配信)@朝日新聞
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「情報Ⅰはたった2単位で共通テスト配点100点、コスパが良い」
とのお話が今回も。
「決して難しくはない。
※ただし、本質的な意味を理解し、プログラミングやデータ活用の体験、経験があれば」
と、ほぼ全員が語る。 しかし「※ただし~」が曲者すぎる。
中学校までの体験・経験で差が一層開く可能性は大きい。
小学校のプログラミング等の研究授業を見させてもらうと、反復・条件分岐もしっかり学んで、まぶしく見える事も多い。
しかし現状、自分の教え子は経験等皆無が99%、ハンデを背負っての戦い。
「二年生以降の探究活動等で情報Ⅰで学んだプログラミングやデータ活用も体験させ、学びを深める」
理想論でもあるけど、当面、そのスタンスを演じざるを得ない。
(学校として体制整えるのが難しい、と立川の佐藤先生でもぼやいておりました…)
「データの活用、増やさざるを得ない」ともコメントがあったが、確かに…情報デザインや問題解決、じっくりやった方が良くても余裕がない。
東大等から、大学入試から古典・漢文減らし、情報配点増やしてもらえないものか…
「全国立大学でAI・データサイエンス必修」
と示す位、必要性を皆わかってきた昨今。
大学側も古典・漢文を大学1年で必修にせず、AI・データサイエンス必修にしている。
幅広い教養を身に着けた方がもちろん良い。
でも…時間は有限。何かを増やすなら、何かを削らないと。
興一利不如除一害
生一事不如省一事
モンゴル帝国、チンギスハーンに使えた耶律楚材の名言。
(自分はゲームで出会ったなぁ…)
古典漢文、世界史だって探究で学んでもいいじゃない?
どれも学ぶ価値はあり。
しかし、限られた時間・リソースの中で、
古典の助動詞、漢文の読み方とプログラミングやデータ活用、
どちらをより多くの高校生に深く学ばせ、活用させたいか、
という判断・決断の問題。
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