事実と真実って似て非なるものだから、情報の見極めが大切
こんにちは!
あなたのストーリーを文字にするWebライターのよしとです。
今日は情報を見極めるというお話です。
ライターの仕事をしていると、日々色々な情報を発信する立場になります。
それが記名記事であれ、匿名のものであれ自分が書いた文章によって誰かの行動が決まると思うといつも正しい情報を発信する必要があるなと感じます。
では、日々色々な情報を受け取る側として、それの真偽を見極めるために必要なこととは何でしょうか?
発信する立場の者として気を付けた方が良いことを書いてみました。
事実と真実は違う
まず、言葉の意味を考えてみましょう。
『事実』と『真実』という言葉はそれぞれよく利用される言葉で、意外に混同されがちです。
辞書的な意味で言うと、
✅事実:客観的なもの。今日が2021年4月29日というように誰の目から見ても明らかな事象。
✅真実:解釈が入るもの。4月29日は暑かった、あるいは寒かったなど人によって感覚が異なるもの。
となります。
某探偵漫画で有名なセリフである、真実はいつも一つ、とは正確には
事実はいつも一つ、となりますね。
語呂が悪いですが、、、
大切なのはそれが客観的な事実なのか、誰かの意図が入った真実(≒意見)なのかを冷静に見るということだと思います。
この辺りをしっかり書かないと、ライターの仕事では編集者の方に赤ペン先生をされることが多いです。
数字はいつも事実を語るとは限らない
ここで事実の最たるものだと思われがちな数字について僕なりの解釈をお伝えしたいと思います。
たしかに数字は分かりやすい指標で、誰の目から見ても正確なものに見えます。
特に統計とかアンケートと言われると何となく正確なのだろうと思ってしまいますね。
この思い込みは実は心理的な落とし穴だと思っています。
統計やアンケートを取る側になってみるとよく分かるのですが、数字とは切り口次第でいくらでも意見を通す武器になってしまうのです。
アンケート調査も例えば
✅母数はどのくらいあるのか?
✅どの母集団に投げかけたのか?
✅どのような方法で集計したのか?
などで同じ質問でも大きく結果は変わってしまうので注意です。
情報化社会の現代では、毎日テレビや新聞で色んな数字の情報が流れていると思いますが、単にそれだけに惑わされず事実を見る目が大切だと思います。
自分軸を持とう
それでは、情報が事実か真実かを判断するためにどうすれば良いのでしょうか?
自分の判断軸を持つことだと思います。
鵜呑みにするのではなく、全てに反対するのではなく自分の見解を持つことですね。
正しい判断を常にできれば良いのですが、人は完ぺきではありません。
間違っていたらその時はすぐに訂正して、やり直せば良いと思います。
今回は情報の判断の仕方についてお伝えしてきました。
仕事をしていく上で情報は命。
お読みいただいた方のお仕事の参考になれば幸いです。
それでは、また。
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