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「和」を尊ぶこころ

こんにちは。
スクラムヒューマンパワー代表 日原 達仁です。

私の記事を読んでいただいて、ありがとうございます。

影響を与える言葉とは、どんなものでしょうか?

私たち日本人の魂には、調和を尊ぶ「和」の心が刻み込まれています。
2019年には、日本にてラグビーワールドカップが開催されました。
これはラグビーの伝統国以外で開かれた初めてのワールドカップでしたが、
世界各国から集まる選手や関係者、
ラグビーファンの方々に日本の「和」の心が伝わり、
「最も画期的な大会であった」とその精神性が賞賛されました。

日本人には、相手を敬する言葉が、助け合いの言葉が、
調和の精神が伝心する言葉が息づいています。
「困った時はお互い様」という言葉に象徴されるように、
相互扶助の精神が根底にあるんです。
「個」よりも「和」を重んじる、そんな精神です。

コロナ禍により人と人とのつながりが分断されておりますが、
スクラムヒューマンパワーは今年6月に法人化いたしました。
ありがたいことに農業委託の依頼を頂き、私も畑へ出ています。
屋外であること、十分なソーシャルディスタンスが取れるからでしょうか、
畑ではほぼマスクをする必要がなく、作業に取り組んでいます。
10時15時にはお茶を飲んだり、
おやつを食べたりして、皆といろんな会話をします。

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農業は正に相互扶助、
ラグビーで例えると「ONE FOR AII、ALL FOR ONE.
ひとりはみんなのために みんなはひとりのために」の精神です。

皆が周りのことや仲間のことを気遣い、
「みんなでがんばるじゃん(甲州弁:みんなで頑張っていこう!の意)」
と励ましながら作業をします。
自然の環境も非常に居心地がよく、私は本当に楽しく仕事をしています。

今までは、会社でもラグビーでも
「成功しなければならない」「ゲームに勝たなければならない」など、
「稼ぐこと」「勝つこと」にフォーカスしていた、
自分の成功だけに偏ってしまっていたように思います。

5年前に、23年間勤務していた会社を退職し、
様々な環境で仕事をしました。
1年半もの間、休職したこともありましたが、
今振り返ってみると、自分がいかに家族や地域に助けられていたか、
相互扶助の環境にいたかということに気がつきました。

私たち日本人は、他者、他社、他国と競争をして、
勝つことで成功を手にするという西洋的な考え方は、
あまり向いていないのではないでしょうか。
和を以て貴しとなす、周囲に支えられ、支え、
お互いに助け合う「和」、「和らぎ」といった人との輪がとても大切です。
SDGsで言う、「誰ひとり取り残さない、持続可能な社会」を、
昔の日本人達は実践していたんです。

戦後76年が経過し、日本の真実も明らかになってきました。
「日本人に帰れ」とは、出光産業の創業者出光佐三さんの言葉です。
日本人が古くから大切にしてきた和の精神・互譲互助の精神、
自分たちの利益ばかりを追求するのではなく、
世のため人のためにことを成すという、
日本人が本来持つ、あるべき姿を見つめなおしてはどうでしょうか。

出光佐三さんの言葉には、
「大きく行き詰まれば、大きな道が開かれる」
「自ら顧みれば、尊い人間に育つ」
「順境を悲観し、逆境にいて楽観せよ」など、
励まされるものがたくさんあります。

お金が資本なのではなく、「人」こそが資本である。
スクラムヒューマンパワーも、雇用の創造が目的です。
「人」を一番大切にしています。

日本人よ、「日本人」に帰りましょう!
敢えて今の時代のメッセージとして、
影響を与える言葉としてお伝えしたいと思います。
「孤独」「分断」「排除」から、「和」「和らぎ」「輪」=「円」。
そう、スクラムです!
和の精神・互譲互助の精神で、新しい社会を目指しましょう!


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