人生で初めて他所の子を叱った日
こんにちは。今日もゆるく、怒らない育児しています。
2歳の娘を連れてよく公園に行くのですが、今日は少年にバケツの水をぶっかけられてビシャビシャになったんですね。
このことで今回初めて、他所の子をしっかり注意しました。そうしたら叱った私の方が気づきが多かった、そんなお話です。
初めて他所の子を注意する
他のママさんがどうしてるか分かりませんが、私はこれまで他所の子を注意したことがありませんでした。
ちょっと問題のありそうな子や意地悪してくる子から逃げたり、隠れたり、帰ったりしていました。以前の私は、自分に注意するまでの責任があるとは考えていなかったのです。
この日は暑くて、子供たちはバケツに水を汲んだり水をまいたりして遊んでいました。そしてある少年が私に近づいてきたと思ったら、次の瞬間にバシャー!っとバケツの水を掛けてきたんですね。上の写真の通りです。w
普段、子どもの着替えは持っているけれど自分の着替えは持ってないので一瞬「へ!?」と思いました。今までこんなこともなかったし予想していなかったので。
子どもがしたことなので怒りはなかったですが他のママも嫌がることですから、この先のこの子やこの公園を利用する人の為にも(自分の為にもね!)しっかり言わなくてはいけないなと思い、注意しました。
しかし私は初期仏教を学び怒らない育児を日々試行錯誤しながら実践していますから、決して怒らず、しゃがんで少年の目線でお話しすることにしたんです。
・ママたちは着替えを持ってない。
・濡れちゃうと嫌な人もいる。
・これからは一緒に遊んでない人やママたちに水をかけるのは辞めよう。
・でも、今日のことはもういいよ!
一字一句覚えてないけど、こんなようなことを真剣に伝えました。
この少年は実は前から色々とある子なのだけど、私の話は目を見て真剣に聞いてくれました。彼は、分かってくれたと思う。
少なくともこの日、私が注意してからは一緒に水遊びしている人以外に水を掛けたり、嫌なことをするのは辞めてくれました。行動で示してくれたことは、嬉しかったな。
その後は一緒に虫をとって遊んだりしたよ(仲直り!)
怒る必要なんてない。必要なのは理性と慈悲
今回のことで、自分の中ではっきり分かったことがあります。
それは「怒る必要なんてない」ということです。
日々怒らない育児を実践していますが
「娘ちゃんは元々問題のない良い子だから怒る必要がないだけ」こんな雰囲気のことを時々言われます。確かに娘はいわゆる「育てやすい子」かもしれません。
でも、それだけではないと思います。
水をかけてきた子は、結構やんちゃな子です。
でも、こちらが慈しみの心で理性的に真剣にお話ししたら、聞いてくれましたよ。
聞くフリ・反省してるフリ、上部のごめんなさいでもなく、実際に「もうしない」という行動を見せてくれました。
もしも私が感情的に怒ったら、彼のプライドも傷つくし公園スタッフさんも私自身も気まずくなったし、今後私も行きにくくなるかもしれない。
でも、理性的に分かる言葉でお話して「じゃあ今後ともよろしくね!」って明るい態度なら誰も気まずくなりませんでした。
他の子も自分の子と同じように慈しむこと
自分の子どもへの愛着って強烈なので、自分の子どもが一番可愛いって思ってしまいます。でも、仏教的に正しいあり方は愛ではなく慈悲のようです。
仏教は一切の生命に慈しむのですから「我が子だけが可愛い」は成り立たないのですね。
「みんなを自分の子供だと思ってください。」
これは上座仏教のスマナサーラ長老のお言葉です。
子どもへの愛着について長老に質問させていただいた時にこの言葉をいただいてから、私は他の子への接し方が変わりました。
もちろん我が子はめちゃめちゃ可愛いです。w
私は全く悟ってないので愛着も強烈だし、そこはまだまだ捨てられそうにない。
でもだからと言って他の子を軽んじることなく、可能な限り慈しみの心で接してみようと思っています。
そう思っていたからこそ、他所の子にも変な遠慮をせず自分の子どもと同じように伝えるべきことをしっかりと伝えることが出来たと感じています。
前までの私なら水を掛けられたりしたら間違いなく「は?!」って思って態度に出ていたと思います。仏教を学ぶ前マジくそ性格悪かったトホホ。
少〜しはマシな母親になれたかな?まだまだなので修行は続きます!
自分の子も他所の子も、よくないことを注意する時は感情ではなく理性と慈悲で!です!
我が子も他所の子も皆さんもお幸せでありますように!
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。SNSやオススメ書籍もよかったら見てくださいね〜!
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