打ち合わせでどんどんアイディアが出てくるのは、何が違うからなのかを聞いてみた。
とにかく情報感度が高い人がいる。
情報がその人のもとに集まってくるから、知識もある。
打ち合わせでもどんどん新しいアイディアが出てきて、次につながっている。
そうなりたい。
でも、どうやったらいいんだ?
何年一緒にいても、「この人すごい」で終わってしまうことが多かったけど、最近環境がかわったこともあってか、本気でなんとかしないと淘汰されてしまうという焦りが強くて、少しの時間だけだったけど、そういった話を改めて相談した。ビール飲みながら。
回答はすごくシンプルだった。
無料でできるものを全部やるだけ
無料でできるものを全部やるとはどういうことか。
Twitterで自分が欲しいと思っている内容を定期的に発信している人をみる・フォローしてみる。
記事の事実だけじゃなくて、その人の頭の中の考えや感想が無料で見れる。
それをみて自分も発信する。
Facebookも見てはいても発信していない人が殆どだから、何かちょっと書いているだけでも動きがある人にみえる。
そして、ただ記事を読んだりURLをシェアするだけじゃなくて、自分の考えも入れてみる。
そういう動きがあるから、さらに情報が集まってくる。
インターネットをみる。
全部無料じゃん、これを使い倒さないのはもったいない。
意外とこれできてる人少ないから。
これっていう趣味があるわけじゃないからフラットにいろんな情報に触れられるのかもしれないけど、好きなジャンル(概念)があることは伝えてるから話がくる。それについて何か知ってるかもしれないという見え方になってるんだと思う。
自分の好きなジャンルの概念の幅も影響している
黄色のところがそれぞれの好きなジャンル。
話をしながらそのジャンルがどこまでの広さ・幅なのかも関係してくるなと気づいた。
先輩の場合は、好きなジャンルというのはこの図のような「好きな地域」のこと。
なので、その地域のことといえば先輩の周りはまず先輩に話を聞く。
共通するのは大きな概念となる地域なので、その先の詳細が、観光だろうが食だろうがなんであろうが先輩にとっては何でもよい。好きなジャンルのもとにあるものだから全部が楽しく、そこに好き嫌いもない。
相談する人にとってもピンポイントな人を探す必要もないからお互いにとって良い。最高か?
反面私の場合は、「アイドル」の中でも「地下アイドル」寄りの知識が多い。
でも、これが地上アイドルや韓国まで含んだり、男性アイドルまで網羅できていれば、本当に全方位でのアイドル知識を持つ人になれる。
韓国というキーワードから、韓国語や韓国コスメまで広がったら韓国のこともわかる人になる。そうなると、もっと広がりが出る。
自分がなりたい方向性と、集めている情報のベクトルが違っていた?
ここまでわかったら、あとはやるかやらないかだけ。
あと、話した後に夜考えていてふと気づいたのは、こういった情報収集をしているつもりだったけれども、そのベクトルが違ったなということ。
アイディアのおおもとになるような知識や情報が欲しいのに、考え方とか便利になるtipsとかそういった方向寄りの知識をため込もうとしていた気がした。
便利なツールとかこんなフレームワークがあるよとか。
もちろんそういったものも大事なのだけれども、自分がなりたい方向性にあわせていかないと、「情報みているはずなのに何も身についていないし、何も活かせてない」「だからなんか自分はだめなんだ」っていう方向につながりがち。
こうやって話した内容を自分なりに咀嚼して、どうするかということも最近はほとんどできていなかったから、ちょっと時間はかかるにしても、つみあげていかないと結局何もない薄っぺらさだけになっちゃうなと、気づくことができてよかった。
ということで、無料でできることをひとつずつ、ひとつずつ。
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