僕はただ静かに眠れないだけ
「大丈夫」って君は言うけど、何が?
僕からしたら大体なにもかも同じ。だから今、君に言うべき言葉を頭の中で考えている。
心は裏腹でも身体は動くし、今日も夜が来る。大丈夫だよ、僕は君がしきりに繰り返すその言葉を、信じることができない。本当はどうでもいいから、いつもそんなことしか言えないんだろう。
誰も彼も気持ち悪いから、いいかげん傷つけてやりたかった。君のことなんか嫌いだと、はっきり突きつけてやるつもりだったんだ。けれど口から飛び出したのはまったく違う言葉だったから、僕が一