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うつの人にかけてはいけない言葉
こんにちは、Hideです(*☻-☻*)
今回はうつを患った私から、うつの状態に入った時に、周りからかけられて、辛く感じてしまった言葉をいくつかあげていきたいと、思います。
見た目だけではわからない場合も… うつ 鬱
うつ状態に入ると、症状は人によって多少人によって違いは出てきます。
本当に酷いと、外には出れなくなるし、人になんて会いたくなくなります。
頭が働かないし身体も動かないので、何かをするなんてうつ状態の時にはかなりの重労働になります。
身体をつかさどる脳が通常に機能していないので、普段通りに動けないのは当然なのですよ。
以前は、鬱など精神疾患は心の病気、つまり心理学的側面から見られていたので、うつ状態の人間に対して気合いだの精神論を述べる医師さえいました。
脳が身体に命令を出しているのですが、その連携がとれなくなっている、立派な身体の機能不全による症状なのです。
一見、見た感じわからない事もあり、なかなか周りから理解され難いのも、そのせいです。
見た目からもう酷そうな症状の人もいれば、症状が酷くても表にはあまり出ない人もいます。
しかし、辛い状態であるには変わりないのです。
うつの時には、話されても頭に入ってこない
よくうつ状態の人を励まそうとして、難しい話をする方を見ますが…
そういう人は、うつというものを全くわかってないですね。
最悪、励まそうとかけた一言で、症状がより悪化してしまったりします。
わからない人の方が多いので、一概には責められませんが。
頭が全く機能していないので、話していても会話の内容が全く頭に入ってこないのです。
ましてうつ状態になると、全てをマイナスに捉えて自責の念にかられているので、攻撃されているようにさえ感じてしまいます。
うつの知識も無いくせに偉そうに精神論で、励まそうとするなんて、私に言わせれば本末転倒ですよ。
皆さん気をつけましょう。
うつの時 かけられると辛く感じる言葉ってあります。
うつ状態の時にかけられたく無い言葉をいくつかあげていきます。
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思ったより元気そうだね
これは意外と多いんじゃ無いですかね。
会った時や電話での会話の中でよく聞かれる、言われるとショックな言葉です。
非常に辛い状態の時に言われると、まるで病気の振りしているように思われているのか…なんて感じてしまいます。
うつの人は周りから見て感じているよりも、心身がかなり辛い状態なのです。
そんな時に、この言葉をかけるのは無神経な事なのですよ。
大丈夫?
ん〜これも、周りからよく言われる言葉ですね。
『大丈夫』って、相手を気遣ってかけてくれている、とは思いますが…
うつ状態なのに、大丈夫なわけないだろーって感じます。
ナーバスになっている時に、この言葉は思いやりが足りない言葉だと思います。
かけられて返答に困るのですよ。
お前大丈夫なのかーと責められているようにさえ感じる時があります。
私はうつになった友人などには、『具合はどうだい?』という言い方をしています。
いつ治るの?
早くに回復してほしいとのことから、出る言葉なのでしょうね。
職場からよく言われたりしますね。
出産の予定日じゃなんだから〜あまりにも短絡的な質問ですよね。
うつは、インフルエンザや骨折したのとは、違います。
うつになりました。いついつには治ると思います、なんてのは、あるわけないじゃないですか。
薬はありますが、インフルエンザの様に何日か服用すれば完治するなんて病気じゃないのですよ。
うつの薬はあくまでも、症状を回復させる手助けをする為のものなのですよ。
考えてみて下さい。
うつに陥る原因は、人それぞれですが…
例えば、仕事での激務が原因なら〜
回復するには、休養をとるしかないのです。
仕事を離れてゆっくりと頭と体を休ませるしか回復の道はないのです。
人にはよりますが、ある程度の時間は必要です。
職場でのいじめを受けているとか、人間関係によるものなど〜
うつに陥るには、人との間に起こる原因も多いのです。
この言葉は全く精神疾患に対しての理解もなければ、分かろうともしていない失礼極まりない言葉の一つですね。
なので、少しでもうつの症状が出たら早めにメンタルクリニックを受診することをお薦めします。
早めの回復は早めの受診からだと思います。
誰だってあることだ
何気に、この言葉ほどキツく感じることはないですね。私は…
例えば、精神疾患の症状って多少なりとも誰しも出る事はあります。
しかし、発生頻度が周りから見たら凄まじいものなのです。
誰しにもありなんて事は、わかってます。
しかし、あまりにもそれが酷くて辛くなっているわけです。
一部しか見ないで簡単にそんな言葉を発するのはいかがなものかと思いますね。
この言葉って、お前は甘えてるだけなんだ、と言われている様に感じます。
これもうつの人にかける言葉の中では、無神経な言葉の一つだと思います。
無神経な外野の話は別として、周りの友人たちは、私を思って行ってくれているものだとは思いますが、うつ状態に入っていると全てをネガティブに捉えてしまいます。
極端な話だと、世界中の人達が敵に見えてしまうのです。
そんな超ネガティブ思考になってしまうのがうつの致命的症状でしょう。
入院したら〜
これは、私がかけられて凄く嫌な気持ちになる言葉です。
精神科への入院というのは、社会から離れてゆっくり心身を休めせるのが目的の治療の方法です。
例えば、発作が酷くて自傷他害のおそれが激しく出たのであれば、本人と周りの安全の為、一時的に入院という事もありますが…
鬱の症状が酷いというだけで、🟰入院というのは飛躍した話だと思います。
実際、主治医から入院というのは、した方が良い人とそうでない人がいると言うのです。
患者の性格もあるので、一概に入院すれば良くなるとは言い切れないそうです。
入院して、周りの重症患者の中に放り込まれて、逆に悪化してしまうこともあるそうです。
先ほど言った自傷他害の恐れがあったり、家族が一緒にいなくて一人だと危険と判断された場合とかの理由がある場合ならともかく、鬱が酷かったら入院すると言うのは、一概に決められない問題なのです。
因みに、私は主治医から、「あなたの場合は入院すると、かえって酷くなる方です」と言われました。
日本の精神医学では、社会的長期入院する患者数が、先進国の中ではずば抜けて多いそうです。
精神疾患の患者は隔離という、日本特有の閉鎖的考えがあるからだと思います。
病院の利益の為に、退院できる患者をいつまでも退院させないなんて悪質な病院も存在しているそうです。
WHOからの強い指導により、昔よりは改善された様ですが、それでも先進国としては圧倒的に病床数と入院者数が多いままです。
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このうつや精神疾患は、家族や職場など周りのサポートが回復する為には重要なのです。
いつ誰が精神疾患にかかってしまうかなんて、わかりませんから。
日頃から周りとのコミュニケーションを大切にすることも、精神疾患に対しての予防にも繋がります。
最近では発達障害というのも改めて見直されています。
今まで隠れていて気づかれなかった障害の一つです。
日本でもうつや精神障害等への理解が深まることを私は強く望んでいます。
安心して生きれる環境が、生きていく上で重要だと考えるからです。
健常な方も周りで、少し元気がないな〜疲れているなぁ〜と見える人がいたら注意してあげて下さいね。
そして精神疾患を特別な色眼鏡で見るのはやめてほしい。
今精神が健康な人だって、明日鬱に陥ってしまうことだって、あるのですから…
健やかに生活したいと思っている、うつを経験した者の願いでした。