私たちは人生を、自分の人生であるという意識をもって送る権利と義務がある

 哲学者のマルクス・ガブリエルは

「私たちは皆、
一度きりの人生を生きているのですから、
この人生を、
自分の人生であるという意識をもって送る権利と義務があります
(強調は筆者)」。(マルクス・ガブリエル 『「私」は脳ではない』講談社, 2019, p. 125)

と述べます.

 自分の人生は,他者の人生ではなく「自分の人生である」
という意識を持てない人が増加しているように思う.

 しかし,ガブリエルは
「私たちは皆」「この人生を、自分の人生であるという意識をもって送る権利」があり,
権利」だけではなく「義務があ」ると言う.

「この人生を、自分の人生であるという意識をもって送」ろう.


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