![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/48321168/rectangle_large_type_2_34757f41aea7e6c0b56426cdb15fd6b2.png?width=1200)
勉強のススメ
前に、「勉強しなくちゃ大変な事になるよ」というような内容で
記事を書いたことがありましたが、本当にそうです。
うかうかしてると、本当に無自覚のうちに
大変な事になってる事って以外と多いようなんですよ。
あまりに多いもんだから、まぁ、一つ一つ
ひもといていくことにしようと思います。
ですが、本当に、「無自覚」ッてのは怖いもんですなぁ・・・。
この世の中は、結局、お金持ちとか、
頭のいいやつの都合がいいようにできてるって言うのがよく判るんです。
だったら、やっぱりだまされないように、
自分で「武装」するしかありませんね。
つまり、「知識」とか「知恵」という武装です。>
で、今回ひもとくのは「電力料金」です。
今回の使用量で、さて、あたしの家の「電力料金」が
どのように請求されたのかというのを解剖してみる事にします。
今の今までの話なんですけれどね、
電気料金って「基本料金」があって、
ある一定の使用量まではこの範囲で一定だと思ってたワケなんです。
だって、ケータイの料金だって、
一定の「無料通話分」があるじゃないですか、
水道料金だってそうですし、
それと同じように節約すれば「基本料金内」で
てっきり収まるもんだと思ってたんですよ。
しかし・・・・甘かった・・・(ㆀ˘・з・˘)b
電力会社さんの「電気料金」の内訳を
あらためて見させていただきました・・・って、
今まで見なかったあたしは、
全くのアホだと言う事に気付くべきでした。
つくづく思うことは、
「ライフラインとは、タダじゃ得られないのだ」という
厳しい現実なんでありますよ。( ̄Д ̄;)
つまり、結論を言いますとね、
あたしらが払ってる「電力料金」とは、
そんな単純なものじゃないって事なんですよ。
まず基本料金ですが、これは契約アンペアや、
契約のコースで違うんだそうです。
まぁ、ごく一般的なのは「従量電灯B」と言うヤツです。
何がBなのかよくわからんのですが、一般家庭だとこれなんだそうです。
このあたりなんか、なんでしょう、
もうここでちんぷんかんぷんです。
まず、なんでこんなに複雑にするのかよく判りません。
でもですね、ここで契約の種類を見てみますと、
「電灯」という単位で契約が作られてるんです。
見てみますと、「定額電灯」「従量電灯」「臨時電灯」「公衆街路灯」
もろもろがあります。
それはさておいて、とりあえず基本料金は651円です。
この基本料金内で収められたら御の字ですな。・・・と思ったら、
さにあらずです。
従量制の論法でいけば、
「使った分は払いましょう」・・・という事なんですね。
実は基本料金にくわえて、「電力量料金」というのが加算されます。
まぁ電気使った実費ですな。
これによるとはたまた複雑怪奇。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/48609378/picture_pc_a5b2c4998633b3aacebcdd58dc63f7b7.jpg?width=1200)
使えば使うほど「基本料金」が高くなる
なんと1段料金から3段料金という仕組みになってます。
1kwh~120kwh(第一段階)
、これが120kwh1を越える選手がいましたら、
【即・スカウト】! 一気に「契約金」が跳ね上がります。
第一段階では1kwhあたり18円27銭だったのが、
メーターが121kwh越えた瞬間に、
(第二段階)1kwhあたりの電力料金が
一気に23円68銭になるわけです。
では、もっと使いましょうてなわけで、
第三段階では25円37銭
、使えば使うほど高くなる仕組みなんですね。
はじめて知りました。ふつ~は使えば使うほど、
個体単価は安くなるよね~
という消費者心理とは真逆のシステムなのです。
使うほど課金割合が高くなるという怖いシステムじゃないですか。
しかも、基本料金はあくまでもそのまんまであり、
1kwhからでも使った分だけいただきますよ
と言うのがこのシステムなんです。
なんのサービスも割引も一切無い。( ̄Д ̄;) ノノ・・・。
しかも、月々の料金には、
「割増」のオプションがしっかり付いているんです。
その1が「燃料費調整」というオプションです。
電力会社の説明は、こんな感じです。
「原油・海外炭等の貿易統計価格により毎月算定された平均燃料価格と基準燃料価格の差にもとづき、毎月電気料金を調整いたします。」
ふむ、聞こえは良いですが、
発電原価の変化には消費価格において対応させてくださいね。
という事です。・・・・・って、
電気料金は「時価」でございますよって事ですよ。
電気料金というのは、言ってみれば「変動」してるわけです。
これが、使用量に対して「かけ算」で加算されてるんですな・・・。
さて、それだけではありません、
そのほかに「太陽光発電促進付加金」という
クリーンエネルギーの「買い取り資金」が上乗せされています。
生命保険なみの「オプション加算」
このからくりは何かというと、
電力会社外の「電力買い取り」の金額を
高値にしておくための「資金」なんですね。
なぜなら、民間が「発電」に参入するためには
採算がとれるのが第一です。
したがって、ある程度の買い取り金額は担保しなくてはなりません。
そしてですね、電気というのは「在庫」がきかないのです。
あえて在庫というと、こういった民間の「売電」なのですよ。
だから、その「在庫コスト」を電気料金に上乗せしてるという寸法です。
同じような感覚で来月から
「再生可能エネルギー賦課金」もご負担いただくようでございます・・・。
脱原発もよろしゅうございますが、
じゃ、「代替エネルギー」やるよって、
ちゃっかり「電力料金」に上乗せしちゃってるんですな。
単純に考えたら、「クリーンエネルギーやろう!」と言って、
エコ発電どんどんやればやるだけ、
あたし達が払う「電気料金」は高くなる仕掛けが
しっかりできてるんですな。
こうなるとホントに何が何だか判らなくなりますよ。(ㆀ˘・з・˘)b
いずれにしろ、やはり何となく流されちゃダメな世の中に
なりつつあるようです。