油が原因だった?50年アトピーと付き合って実践したアトピーの治し方!私は油との付き合い方で劇的に改善しました。
1. はじめに: アトピー性皮膚炎との向き合い方
私のアトピー体験
私は、子どもの頃からいわゆるアレルギー体質で、喘息とアトピー性皮膚炎を発症していました。かれこれ50年、アトピー性皮膚炎と付き合っています。
子供の頃は、関節の部分に赤みや発疹、痒みがありましたが、高校の頃から頭や顔、背中まで広がっていきました。
スポーツの部活をしていたので、夏場はアトピーと汗疹でかなり痒い時期が続きました。当時はおそるおそるステロイドを使用して痒みを止めていました。
社会人になって、仕事のストレスが大きくなった頃は、生活習慣・食事の内容が良くないこともあって、人生の中でも特にアトピー性皮膚炎が悪化していた時期でした。この時期もステロイドが頼りでしたが、お医者さんに行くのも面倒な時期が続き、身体を掻きながら過ごす日々も多くありました。
そんな中、アトピー性皮膚炎を気にしない、女性と結婚出来たのは幸いです。
二人(もうすでに成人)の子宝に恵まれましたが、こちらも幸いな事に二人ともアトピー性皮膚炎ではありません。
常用的にステロイドを使いながら、人生を過ごしていたのですが、50歳の時に強烈にアトピーが悪化しました。短期間にミミズばれのような発疹が全身に広がりました(顔には症状が出なかったのですが)。
あまりに痒くて見た目も残念でしたので、無性に腹が立ち、いちど真剣に本やインターネットでアトピー性皮膚炎対策を徹底的に調べ、出来る事は全て取り組んでみようと考えました。
本気になって調べてみると、少年期(昭和50年代)に、親やマスコミから得ていた情報とは様変わりしており、中には目からウロコの情報がありました。
徹底的に取り組んだ結果、一度は完全にステロイドを使わない状態になりました。
アトピー性皮膚炎にはぶり返しがあります。その後改善の取組みをさぼると少し悪くなったり、また良くなったりを繰り返し、現在はたまにステロイドの力を借りつつ、それでもかなり快適に過ごすことが出来ています。
保湿の影響から「とても美肌ですね」と言われる事もあります。
街でアトピー性皮膚炎の若い人を見るといつも自身の改善策を話したい衝動にかられます。その思いからこの本を綴る事にしました。
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