笑顔ってそんなに万能じゃないんだからね、

2022年5月11日 11:50

はじめまして。

千葉県柏駅徒歩7分の路地の裏の片隅で、　

「ねこ背専門整体院　ねこのせなか」

という整体院で院長をしている佐川と申します。

今回は心の健康がテーマ

笑顔ってそんなに万能じゃないよ

についてお話したいと思います。

そもそも何でそう思ったか？
これは自分の実体験が元になってます。

当時は、
朝　6:00 　出社
　　8:30 就業開始
13:00　休憩開始
15:00　休憩終了
　　21:30　就業終了
夜　23:00　帰宅
というのが仕事の日のタイムスケジュール。

ですが、
就業開始前から患者さんが待合スペースでお待ちいただいてるので、
30分前から施術に入らないと予約の患者さんの対応が間に合わなくなったり。
新患さん・急患さんが来られると休憩時間がなくなったり。　
営業終了間際に患者さんから相談を受けたり。

などがあったので、

ほぼズーッと仕事している

そんな状態でした。

なので、

気持ち落ち込んだときは笑顔をつくる

というのが当時の自分に課したルールの１つでした。

というのも、
パラメディカル業(国家試験や都道府県試験を経て資格を取得すべき職種)は、
１つの接客業でもありサービス業でもある１面を持っているため、

お客様・患者様に心地の良い空間を気持ち良く使っていただく場の提供

も必然的に業務の中に入ってきます。

なので、

しかめっ面で仕事をする

なんてことは御法度と思ってました。

そんな日々を、
過ごしていた２年目のある日の夜

その日の仕事も無事に終わり、
自宅近くにある駐車場に車を停めて家に帰ろうとしたとき。

突然、涙が流れ出しました。

何も悲しいことなどなかったので、
自分に何が起きたか理解できません。

後日、
何気なく妻に話したところ、

多分、心が疲れてるんだよ。

と言われハッとしました。

言われてみれば、
ほぼズーッと仕事している日が週6日続き、休みの日も社内研修に参加していたので、

結局は毎日仕事

という状態で過ごした２年間と、

気持ち落ち込んだときは笑顔をつくる

という自分でつくったルールが、
自分の心の負担になってたんだと思います。

その時思ったことは、

表情って心に服を着せている状態

みたいなものなので、

例えば、

運動するときはジャージ
普段着はジーパン
寝るときはパジャマ

みたいな感じで使い分けが必要だと思いました。

なので、

いつ会ってもニコニコしている
とか、
あの人いつも怒っている

とかの感情の偏りは、
意外と心にストレスをかけている状態なのかも知れません。

コミュニケーションにおいて、
笑顔はとても大事だと思います。

ただ、

ツライときは歯を食いしばったり
悲しいときは思いっきり泣いたり
嬉しいことがあったら喜んだり

そういう、
自然な感情も大事にしないと、

心はバランスが保てない

のではないでしょうか？

また、

笑顔は作るのではなく、
湧き出た気持ちから生まれるもの、
それを感じながら生きてく、

ということが、
大切なんじゃないかと思います。

みなさんも心から笑えてますか？

心に無理せず素直になるのも時には大事かもしれませんよ。

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