棚原 秀樹の自己紹介。対話を通じてビジネスをしています
はじめまして。
こちらの記事を見に来てくれて、ありがとうございます!
U-WAN代表の棚原 秀樹(たなはら ひでき)と申します。
答えを一緒につくるコンサルタントという肩書で、対話を通じて“みんなで”会社を良くしたいという想いを持つ経営者のサポートをしています。
僕の言う対話には2つの重要な要素があります。
・『自己理解』を深めるための、自分との対話
・『他者理解』を深めるための、仲間や顧客との対話
この2つの要素を押さえた対話が、経営者と社員の間で行うことができると、お互いに理解し合うことができ、信頼関係が生まれます。そして、その関係性をベースに対話を通して人間関係の問題を解消していきながら、経営者が理想とする“みんな”が機能するチームビルディング×チームマネジメントを実施できるようになります。
この考えの元で、私は経営者が自分自身のことをさらに深く理解し、仲間や顧客との円滑なコミュニケーションを組織づくりに活かせるよう、対話を通してサポートしています。
そんな僕は今回こちらのnoteで
『対話(自己理解・他者理解)の力で
ビジネスと人生をデザインできるように』
というコンセプトで、会社における人間関係の問題や、コミュニケーションの取り方、必要性などについて発信をしていくことにしました。
こちらの記事では、初めての自己紹介ということで、
なぜ僕が『対話を大切にして経営者のサポートをしようと思ったのか?』について、少し語らせてください。
大学卒業から独立に至るまで
手短に独立に至る前までの流れをざっくりとまとめてみました。
こんな感じで、それなりに努力もしてきて、周囲からは羨ましがられる環境で生きてきました。こうやって文字にしてみると、人に恵まれて生きてきたなぁという言葉に尽きます。
今だからこそ、これまでの人生と出会った方々に感謝の想いが湧いてくる自分がいるのですが、そんな自分がいる理由は、とあることがきっかけになっています。
そのきっかけが起きるまでは、恵まれた人生を送ってきたと思うこともなかったですし、それが無ければ、過去に感謝することもなかったと思います。
人生で初めて人間関係で悩む
順調にコンサルタントとしての経験を積み、
「コンサルタントって本当に素晴らしい仕事だ」と感じていた僕は、どんどん仕事にのめり込んでいて、仕事に夢中でした。
そんな中、これまでの人生で最も人間関係に悩む時期を過ごしました。
コンサルティング仲間と共にプロジェクトを回すようになった頃。これまでのさまざまな業務経験で培ったコミュニケーション力に、ハッキリ言って自信をもっていました。
しかし、一緒に仕事をする仲間と考えや気持ちのズレが多発するようになってしまったのです。
最初は小さかった違和感が次第に膨らみだし、気がつけば人間関係はお世辞にも良い状態とは言えなくなりました。というか、ハッキリ言ってボロボロの状態になってしまっていました。
仲間たちから僕に投げかけられる発言が、どうしても「自分を否定する指摘」に聞こえてしまっていたんです。(今思うとそんなことはないはずだけど)
「自分が間違っているのだろうか?」
「自分はダメな人間かも。〇〇を直さないといけない...」
「ダメなところを直さない限り、コンサルやセッション、セミナーなど人の前で話す資格なんてない...」
自分を責め続ける日々。なんとか課題を克服して、仲間との人間関係を再構築するために一年間、とにかく努力を続けました。しかし、状態が改善することはありませんでした。
改善するどころか、逆に仲間だったはずの人と一緒にいると、謎の倦怠感と吐き気、咳などが出るようになったほどです。
「もうこれ以上、ここではやれない。お荷物になっている自分は迷惑ばかりかけている。何もできない自分が本当に情けない...」
僕の本音を一言で言えば『逃げ出したい』でした。
この上なくネガティブな状態になった僕は、初めて「これが鬱の症状か?」と思い、本やネットでうつ症状について調べていたのです。
【気づき】全ての原因は自分自身にあった
・仲間の言っていることに応えられたら何も言われないはず
・求めてくれていることに完璧に応えたい
・とにかく仲間を喜ばせたい
・怒らせたり嫌な思いをさせたりしたのであれば、とにかく謝ろう
このような後ろ向きな思考で頭がいっぱいだった時、人間関係について書かれた一冊のe-bookに出会いました。
『心の内を出さない限り、信頼関係を築くことはできない』
e-bookの中に書かれていたこの1行を読んだ瞬間、ハッとしました。
僕は、「逃げ出したい」という本当の気持ちを誰にも明かさず、自分の胸の中に閉じ込めたまま、一人で頑張っているだけだと気づきました。と同時に、「逃げ出すことは許されることなのだろうか」という考えが頭の中を占拠し、心に葛藤が押し寄せてきました。
葛藤に押しつぶされそうになった僕。だけど、どうにかして状況を変えたかったので、誰よりも信頼している妻に、これまでの経緯を含め『心の内』のすべてを話してみました。
静かに話を最後まで聞いてくれた妻。その妻が僕にかけた言葉はたった一つでした。
あなたが「あなたらしくなくなっていくのを見るのが辛い」
「あなたの良さは人に寄り添えること。
だから、自分自身にも寄り添ってあげて」
「自分自身に寄り添う」なんて、微塵も考えたことがなかったので衝撃を受けました。
しかし、「自分の気持ちの赴くままに話をしても否定されず、ただ丸ごと受け止めてもらえる」ことが人にとって、どれほど大切なことなのか、妻が話を聴いてくれたおかげで、この大切さを身体のすべてで理解していた自分がいました。
「受け止めてもらえる安心感こそが、信頼関係を紡いでいく」
心の奥からこのように感じたのです。
妻との対話を通して『自分の気持ちに正直になることの大切さ』に気づいた僕は、仲間のもとに行き、話しをしました。
・自分の気持ちや感情に正直に向き合っていなかった
・自分に嘘をつき誤魔化していただけで、頑張っている“つもり”になっていた
・いま、自分は逃げ出したいと思っている
正直な気持ちを伝えると、仲間は「私」という存在を受け入れてくれました。
このことがきっかけで、新たな一歩を踏み出すことができました。
生き方とビジネスの方針
『自分の気持ちに正直に生きること』の意味を、仲間や妻のおかげで理解した僕は、「これからは自分自身に嘘をつくことなく、本当の気持ちをきちんと伝え生きていく」と決めました。
正直な気持ちから生まれる対話に救われたと心から感じました。
そして、『話しを聴くこと』を軸として仕事をする。『聴く』に徹底的にこだわっていく決意をしました。
経営者にも社員にもお互い、必ず『正直な気持ち』が存在しています。
しかし、正直な気持ちほど「それを言ってしまうと、どうなってしまうのかわからない」という怖さがあります。私も妻に心の内を話す時は、心臓の音が聞こえそうなくらい緊張していたので、この怖さには共感します。
家族でも不安を感じるのが本音の話し。
上辺ではない『正直な気持ち』を話すことは、時に勇気のいることです。
しかし、少しだけ勇気を振り絞ったら、「人と人との繋がり」というかけがえのないものを得られます。
そのかけがえのないものを得て経営に活かすことで、企業のポテンシャルを発揮することができる。そのために対話を通じて経営者のサポートをしたい。
僕が大切にしている信念です。
企業が抱えるほぼすべての課題は「人」に基づいています。つまり、組織づくりやチームマネジメントの課題の根本は「人間関係」です。
コミュニケーションに自信をもち、高くなった鼻をへし折られ、そこから大切なことを学んだ僕。辛かった経験は、『本当の意味でのコミュニケーション』を僕自身が認識するためのことだったんだと思っています。
このような経験をしてきた僕だからこそ、『良好な人間関係を構築し、経営者と社員がつながる組織づくり』というテーマに情熱をかけて取り組んでいます。
ちょっと壮大な目標。だけど挑戦したいビジョン
沖縄生まれ沖縄育ちの僕。
沖縄には
『ゆいまーる(助け合い)』
『いちゃりばちょーでー(一度会った人は家族のように接する)』
『ちむぐくる(心からの思いやり)』
といった素敵な意味をもつ方言が沢山あります。
この精神が文化として根付いているからこそ、「人を想い、支え合う」を自然に表現できるのが沖縄人であり、最高の魅力の一つです。
僕もその魅力を兼ね揃えた人間の一人です。
『沖縄の心の豊かさと沖縄県外のビジネスレベルを組み合わせるための橋になる』が私の使命であり、ゆいまーる(助け合い)の精神を、沖縄のビジネスシーンに。
そして日本全国へと広げていくのが私の夢です。
そのための一つ活動として、noteを通じて僕の考えや自己理解や他者理解に関する対話の仕方などについて、公開していこうと思っています。
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最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!
また、noteの記事でお会いしましょう^^
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