お着物散財日記 7 帯締は侮れない
帯締めとは、帯を真ん中で止めているあの一本の紐のことです。着物姿にはなくてはならないものですね。昔は布の中に綿などを入れた丸くげの紐が使われていたようですが、今は組紐のものが主流です。どうやらこれは明治ごろ、あの白洲正子さんのお母様である樺山伯爵夫人が考え付かれたオシャレだったようです(正子さん曰く)。それが今は着物姿の主流ですからすごいですね。組紐は染めた絹糸を丁寧に一本一本熟練の方が組むわけですから当然高いです。
それなりに良いものであれば1万円以上、最近上野の道明さんで