カミングアウトについて、の話。・2 23.8.1
自身のファンとLGBTQ+の人に呼び掛けた彼のスピーチ(手紙)は、熟慮の末書かれたことがわかる、とても素晴らしい内容――新曲の売り上げの一部をLGBTQ+のNPOに寄付することも含めて――だったと思うのだけど、それにすら文句を言う人が世の中にはいることにあぜんとする。
彼のスピーチの中でも少し触れられていたが、かつては、「異性愛者が同性愛者を笑い者にする」行為が大っぴらに行われていた。
今でもその感覚は、一部の人に根強く残っているのだろう。インムなんとかを、いつまでもいつまでもしつこくイジり続けるように。
それでも、少なくとも公共の場でLGBTQ+を笑い者にする人たちは減ってきつつある。
さらに、トップスターのカミングアウトとそれへの賛美で、多数派《ノンケ》既得権益を享受してきた自分たちが「少数派」になりつつあることを認めたくないのかもしれない。
(つづく?)
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