生産性的なアレ? 22.8.1
先日、某グルメ(?)番組を観ていた時のこと。
ディレクターが沖縄のタクシーに乗って、50代後半ぐらいの男の運転手と世間話をする。
運「初めて沖縄?」
D「初めてではないんですけど」
運「(突然)独身ですか?」
D「独身です」
運「何歳ですか?」
D「僕44歳です」
運「えっ、慌てないといかんな」
あーはいはい、ごあいさつ代わりのアレですな。
というか、二番目に訊く質問として「独身ですか?」は、急すぎないだろうか。
もちろん、どんなに親しい間柄でも、たとえば天気の話題のノリで訊くべき質問ではないと思うが。
40代以降でシングルの男女にはお馴染みの質問かもしれない。
こういう場合どう返答すればいいのか、僕も考えている。「悩んでいる」わけではないけど。
「正解」を求めて、ツイッターなりブログなりで読者に訊いてみたりなどするが、ごく少数の天使のような方を除いては
返答が来たためしがない。
なんで軽いノリで、他人が独身かどうか訊くの?
別に結婚相手の世話をしてくれるわけでもなかろうに。されたらされたで困るけど。
そして、独身だとなんで結婚を急《せ》かせるの?
生産性的なアレ?
もう、この問題は令和以降もずっと我慢しなければならないのだろうか。
「あーそうですね、なかなか縁が無くてハハハ」と自分を卑下して笑ってごまかすしかないのだろうか。
仮にそれ以外の言葉を言ったとしても、さらなる無神経な言葉を引き出しかねないし。
一案としては、オウム返し戦法、もしくは「質問に質問で返す」とか。
運「独身ですか?」
D「運転手さんは独身ですか?」
運「何歳ですか?」
D「運転手さんは何歳ですか?」
でも、それこそ他人が独身だろうが何歳だろうが興味ないしなぁ……。
あなただったらどう返答しますか?
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