差出人はクレッシェンドで舞いあがれ！・4　22.10.30

ストーリーとは別に、一つ気になっているのが、ヒロインがなぜか主人公に見えないこと。（※個人の感想）

美人であるとかそうではないとか、演技の上手下手とかそういうことではなく、「主人公オーラ」というか。

前作の『初恋F』の時は、「不思議なもので『この娘がヒロインです』と言われると、まさにそうとしか見えなくなってしまう」と書いたが、

今回の人は、うーん……。

もっと演技経験を積めばオーラが出てくるのかもしれないが……。

かつての朝ドラでも、『澪つくし』や『あぐり』など、ほぼ演技経験0の女優がヒロインに抜擢されたことはあるが、演技の巧拙は別として、最初から「主人公オーラ」を放っていた記憶がある。

もちろん、のちに大物女優へと成長したことによる結果論とも言えるが。

帯ドラマは基本的に毎日接するので、出演者、特に新人の成長を見守るのも楽しみの一つ。

朝ドラが、もはや（オーディション選出であっても）実績がある女優しかヒロインにならない今、ついこの間までガチの素人だった女優を起用するのは極めて珍しい。

おそらく三か月の放送期間で、どれだけヒロインとしての成長を見せるのか、見守っていきたい。

おわり