兄登場 20.1.30
続きを書こうと思い、本日(1.31)分の録画を観た。
いちおう、この文章の結論を想定しつつ。
ところが
また予想外の展開。
以下、本日放送回ネタバレ。
美人後家ママみどり(高橋由美子)にズルズルとはまっていく公平(橋爪功)。そして、みどりの店でついにキス――の寸前、みどりの兄と称する強面の男が現れる。
この40代半ばに見える男も、どこかで見たような顔だが、どうしても思い出せない。
再度、スキップしていた出演者テロップを見返すと、こう書かれていた。
眞木蔵人
えぇぇぇぇぇぇぇぇ……
またもや、意外過ぎるキャスト。
デビュー直後は端正なルックスと、二世俳優というブランドで順風満帆なスタートを切ったものの、プライベートの問題でイメージダウンし、さらに2016年交際相手への傷害罪の容疑で逮捕された(のちに処分保留として釈放)という……。
よりにもよって、この兄妹のキャスティング。
これはどう考えればいいのだろうか。
それを解く鍵として、『やすらぎ』パートの、あるストーリーを紹介したい。
「国営放送」なる放送局の「大河ドラマ」で、準主役を演じていた若手人気俳優タケリュウが、クスリで逮捕されたという、どこかで聞いたような展開。
タケリュウの祖母の白川冴子(浅丘ルリ子)が、大物脚本家の菊村栄(石坂浩二)に、「あなたの力で、(タケリュウを)復帰させてやれないか」と頼む。
菊村は、実際の脚本家倉本聰先生と一致する部分がかなりある。
したがって、この兄妹役のキャスティングは、倉本先生の意向が反映されているのでは、と推測する。
もちろん、両者ともに演技力がある前提で、テレビ局が了承すれば、の話だが。
僕はただの一般人なので、この推測が正しいかどうかはわからない。
ただ、芸能界においては、不祥事を起こした俳優がほとぼりが冷めてから復帰するのは、さほど珍しいことではない。
今日、被告人席に立った彼女も、「……別に」の段階までは、そうであった。
以下次回
以降
予定
かも。
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