なれる vs. なれない 21.11.14
ふと疑問に思ったことがあるので、書いてもよろしいでしょうか。
温泉番組を見ていると、ほぼ全員の殿方が、恥じらうことなくカメラの前で全裸になる。
もちろん、現場にいるのは男性スタッフのみだろうが、貴男がカメラに向けてペロンと出した尻は、全国津々浦々の人々に見られるわけである。恥ずかしいとは思わないのだろうか。
「ヤバいよ×2」が決めゼリフのD川氏も、電動バイクで旅する冠番組で、よく風呂に入る=裸になるが、そのキャラクターもあってか、恥ずかしがることはない。というより、風呂に入るところを撮影されて、恥ずかしがる殿方を見たことがない。
まぁ、恥ずかしがる殿方は最初からカメラの前で脱がないわけだが。
もしかしたら、ノンケ(異性愛者)の人たちは、ゲイが思っているよりずっと自分と他人の●●●に興味がないのでは……。
というわけで、アンケート実施。
途中までは「なれない」の人が多かったものの、すぐに「なれる」派が追いつき、一進一退の攻防を繰り返しつつ、最終的には「なれる」派の勝利(?)。
僕の予想では、「なれない」派が圧倒的に多いのかと思ったら、意外とそうでもなかった。
ちなみに僕は「なれない」派。
別にギャラをもらっているわけでもないのに、なんで番組制作に協力しないといけないのか。しかも、カメラの向こうには、何千、何万、もしかしたらそれ以上の視聴者の目がある。
カメラの前で脱ぐということは、彼らに●●●や●●をタダで見せてやるようなものである。
したがって、脱ぐことはない。
だが、そこまで深く考える人は少ないことも、このアンケート結果からは読み取れる。
つまりは、男の裸に対して、男自身そこまでの価値を感じていないということだろうか。
そもそも、男は極端な話、局部のみ隠せば、公衆の面前に出ることも不可能ではない。
なので、裸祭りなどで、カメラを向けられるのは、仕方がない部分がある。自分が好んで裸になっているのだから。
ただ、プライベートな空間にカメラがずかずか入り込んで、「さあ裸になってください」と言わんばかりにカメラを向けられるとなると事情は変わってくる。●●ビデオの面接でもあるまいし。
なぜテレビは男の裸を何の抵抗もなく晒すのか。
おそらく作り手自身も男が中心で、「男の裸には何の価値もない」という認識、もしくは甘えのもと、「●●●だけ隠してりゃいい」とばかりに、芸人や温泉番組で素人の裸を映し出すのは誠にけしから
けしか
けし
……
(だんだん声が弱まっていく)
人の弱みにつけ込みやがって!!
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