即堕ちのリュウ 22.2.17
先日僕が惚れっぽいと書いたが、その実例。
この後さらに用事があって、某社サポセンに電話。
直接お店で問い合わせる場合は、どちらかといえば男性店員を優先するが、電話の場合は若い女性が出てくるのを希望する。もちろん下心など一切存在しない。
電話だと声だけなので相手のヴィジュアルを愛でる要素がなく、女性の方が受け答えがソフトであることが多いから。
年配の男性が出てくると、話が周りくどかったり、若干の威圧オーラを放っていたりで、まるで部下にでもなったように萎縮してしまう。
52歳男(僕)の発言としてはどうにも社会性に欠けるが、もともと社会経験が乏しいのだから仕方がない。
さて、数秒の呼び出し音のあと
「はい、●●でございます」
あっ
おじさん……。(推定年齢50代半ば以降)
内心ちょっとがっかりしたものの、おくびにも出さず用件を伝える。
サポート「それはさぞ困りでしょう。他にお困りごとはございますか」
……む❤(胸の高鳴りの表現)
予想以上に腰が低い。
サ「それでは私の方で手続きを済ませておきます。数日後にご自宅にご連絡が行くと存じます。……何か他にご不明な点はございますか」
飛田「いえだいじょぶです」
サ「大丈夫でございますか。それでは、時節柄お風邪など召さないようにお気を付けください」
会話終了。
……。
…………。
惚れた。(即堕ち)
おそらくマニュアル通りの会話で、誰に対しても似たようなことを言っているのだろうが、事務的で不愛想がデフォルトだと思っているサポセンに、
しかも年配の殿方に愛想良くされると、普段は凍りついている僕の心もじんわりと熱を帯びてしまうのだ。
……いけない。
こんなことでは簡単に「ロマンス詐欺」に引っ掛かってしまう。自戒自戒。
でもまぁ、悪い気はしなかった。
……また、会いたい。
え
僕、いま何か口走ってた?
言ってないよね。
言 っ て な い よ ね ?