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違和感ゼロ 22.5.23

せっかくなのでTverで視聴してみた。こういう時に見逃し配信は便利。

(期間限定)


※以下ネタバレ


実験ドラマという体で、

コテコテのBL実写ドラマを

コテコテの新喜劇役者(一の介&今別府)に演じさせ、

声だけイケボ声優に吹き替えさせる試み。


こんな感じ。


結論から言って、

特に違和感はなかった。

サム●ンビデオ(老け専=年配の殿方が好みの人向けジャンル。18禁)のドラマ版のように。(実際にはドラマ仕立てのビデオは無いと思うが)


役者本人はどう思っているかわからないが、年齢的に無茶な設定さえ乗り越えれば、むしろ入り込めるキャスティング。特に今別府や今別府とか今別府など。

後半では逆パターンとして、イケメンイラストに新喜劇が声を当てるヴァージョンが放送されたが、慣れない標準語芝居のためか、こちらはイマイチ。


これをフットボールアワーの二人がモニタリングして感想を言うのだが、一昔前なら「気持ち悪ぅ」ぐらいのことは言っただろうが(フットがではなく、一般的な芸人のツッコミとして)、「最初は違和感があったが、徐々に受け入れられた」とのこと。

まぁ、キャストが直系の大先輩であることも少なからず影響しているだろうが。


『おっさんずラブ』の大ヒットを契機に、BLドラマも一つのジャンルとして次々と制作されるようになったが、『おっさんず』を除けばカップルの両方が若いイケメンである。

だが、実験ドラマとは言え、両方とも非イケメンかつ中高年のBLドラマはこれが初めてではないだろうか。

ローカル深夜放送とは言え、地上波にそれが登場した意義は大きいと思う。

今後、BLドラマの新たな流れとして、非イケメンBLが出てきてほしいし、そうなるとゲイ向け作品とのボーダレス化が進むのではないか。


まぁ

これ一作限りという可能性も充分に考えられるが。




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