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masyumaro8677
故人を偲ぶ、大切な七回忌
亡くなってから6年後の同じ月と日に(同じ月で近い日)に行う法要のことを七回忌(ななかいき・しちかいき)という。
故人が旅だった日から1年後の1周忌、3年後の三回忌、6年後の七回忌が大きな法要になります。
故人を偲び、大切な節目の七回忌法要。
手料理を持参してお宅にお邪魔すると
「美味しいわね~、これどうやって作ったの?」と、
いつも興味深々に聞いて下さったり、
「こういうのがスキなのよ~」と、おばぁちゃんの好みを教えてくれたときのことを思い出しておりました。
故人が六道と言われる迷いの世界を抜けて、極楽浄土に生まれ変わるという考えから個人が成仏したことを祝う法要という意味で七回忌には節目感が強い。
子どもたちは制服で、私は喪服で。
午前中はたっぷりの日差しでポカポカ陽気でしたが、
お墓の前でいざ法要が執り行われると同時に北西の風が吹き荒れ
真冬の寒い中の七回忌となりました。
お墓に魂を呼び寄せ、そしてますますこれからも安らぐようにとお伝えしてこの後も私たちを見守ってくださいと伝えていて、神秘的でした。
寒くて手が凍り付き、全身の感覚がなくなるほど寒い一日でした。
みんな勢揃い。七回忌法要が無事に終わり親族での食事会。
電話やLINEはしていても、実際に会っておしゃべりをしたり
ただ一緒にいるだけで意味のある日になりました。
真冬の日曜日。
無事に大切な七回忌が終わってホッとしています。
これからもお空で、そしてまた近くで見守ってください。