ザクザクかりかりビスコッティ
卵を使わずにお菓子を作ることに慣れてくると、バターも砂糖も使わずにできるお菓子を作りたくなって早速作ったのがビスコッティ。
「2度焼きした」という言葉の語源から名づけられています。
イタリアの伝統菓子、ビスコッティは平らにのばして生地を焼いて、粗熱が取れたらカットしてカットした断面を上にして再びオーブンで焼いたものです。
様々な作り方がありますが、小麦粉をしっかり加熱してその味と香りがいつまでも口の中に余韻として残るように自分なりに加熱時間を長くして作ってみました。それでいて焦げないように、温度調節しながら焼きこみました。やや手間がかかりますが、イメージ以上の出来栄えにかなり自信がつきました。他のお菓子にはない食感(ザクザクでカリカリ)と小麦の香りと中に入っているフレーバーの持ち味と食べた後の余韻がおいしさの秘密。
ザクザクカリカリ
材料を混ぜてひとまとめにして焼く。
砂糖不使用にしたくて、インスタントコーヒーの代わりにスターバックスコーヒーのディカフェハウスブレンドのVIAとチョコチップをフレーバーにして材料と混ぜてこのように生地を伸ばした状態でオーブンで焼く。
あら熱がとれたところで、縦半分にしてから1㎝~1.5㎝幅にカットして、1回目よりやや高い温度で長めに焼きました。
焼きたてもザクザクカリカリ
切った断面を表にしてオーブンで焼くと本割していた生地の水分が抜けてカリカリに。
焼いた翌日以降はもっとザクザクでカリカリになるのあで、おいしい食べごろは作った翌日になります。しっかりと冷まして乾燥させるとさらにザクザクでカリカリに。そのまま食べるのもおいしいのですが、コーヒーに浸しながら食べるとまた違う食感を楽しめる。
チョココーヒーのビスコッティを作って早速ザクザクカリカリの食感を楽しんでいます。本当は明日以降が食べごろだとわかっていますが、待ちきれず。
バリエーション
レーズンとくるみ
抹茶とホワイトチョコ
シナモンとホワイトチョコ
ココアとナッツ
レモンとクルミなど。
組み合わせも楽しめて
食べ方もいろいろ。
噛む力を鍛える噛み応えのあるおやつとしておうちにあるもので簡単に作ることができます。
小麦粉を米粉や全粒粉にしたり、牛乳から豆乳に変更すると植物性の材料だけで作ることも可能になります。
スキなフレーバーも食感も自分好みにセレクトできることこそ手作りお菓子の特権ですね。