苦手だけどスキなんだ
約3年ぶりに次女が通う小学校で学校ボランティアとしての活動がスタートしました。少し前に次女と同じクラスの友人のママから学校応援団に登録してよと催促があり、うっかり忘れて提出せずにいたことを思い出しつつ。
次女の担任の先生に再度用紙をもらい、提出した翌日にボランティアとして活動に参加してきました。予定ありでしたが次女の担任の先生からボランティアの前日に電話をいただき、参加したいキモチが高まり予定は午後にずらして参加してきました。
久しぶりの学校
去年とは違う、一昨年とも違う。マスクをしているけど子どもたちが明るい。
事務室前で待っていると・・・
1年生が普通に話しかけてくる。工事の途中なのか天井から配線がむき出しになっている個所があり、
1年生の男の子:「ジャンプしたら届くからみててね」っていうので、
私:「(´ー`*)ウンウン!!」って言いながらその様子を見て。
1年生の男の子:「ね、届いたでしょ?」と満面の笑みの1年生の男の子。
私:「おぉすごいな、本当に届いちゃったね。かっこよかった!!見せてくれてありがとうね!」って伝えたら飛び跳ねながら教室に戻って行っちゃいました。
あの日で止まっていた装飾
長女が小学5年生、次女は小学3年生だった2月28日に全国の小中学校が一斉に休校になってから絵本の森も図書室の掲示板もあの当時のままでした。
あの時の2月上旬にかざりつけた卒業おめでとう&入学おめでとうで使いまわせる桜の装飾品のままでした。
この飾り作ったわー、貼り付けたな~って当時の様子を思い出しながら今日の作業をしてきました。
図書室の前で朝顔を貼り付けていると、今度は3年生の男の子がやってきました。
3年生の男の子「こんにちは~。ここで何をしているの?」
私:「学校応援団として今日は図書室やえほんの森に夏らしい飾りをつけているんだよー🎶」
3年生の男の子:「かわいいね~」「あのさ、これに載ってるゆで卵おいしそうだね」
私:「ほんとだ~!!どのゆで卵がスキなの?」
3年生の男の子:「うーーーーん、(悩みながらも)これ!」と指差してくれて
私:「かたいゆで卵が好きなんだね~(⋈◍>◡<◍)。✧♡、おいしいもんね~」というと、
3年生の男の子:「あのね・・÷苦手なんだけどスキなんだよ」
私:「え???苦手なのにスキってどういうこと???」
3年生の男の子:「生卵は食べる事ができないんだけどゆで卵なら食べられるから。ゆで卵がおいしいからスキなんだ~」
私:「おぉ!そういうことだったんだね~。苦手だけどスキなんだってそういうことかぁ。その表現イカしてるね❗️」「ゆで卵の白みがスキ?それとも黄身?」と聞いたらまた快く答えてくれる3年生の男の子。近所の子でもなく、本が好きで図書室にきたけど今日の貸し出しは4年生。日によって借りられる学年が変わる仕組みのようです。
一時期は入室できなかったこともあり、本をかりることができませんでした。
だいぶ緩和されてきている印象ですが本が好きな子にとっては好きな時に借りることができなくてもどかしい気持ちが伝わってきました。なんせ、次女も本がスキだから。
役員ではないポジションで学校に行ったことで、楽しくて心が弾むひとときになりました。
届くから見てての1年生男の子も、苦手だけどスキを押しててくれた3年生の男の子も素直でかわいいコミュニケーションでした。
休み時間には次女のクラスメイトが話しかけてくれたり、次女も駆けつけてくれて3年前のあの日のことを思いださせてくれました。
新しいメンバーで汗だくになりながらのボランティア活動。これからの作業が楽しみです。
どこからともなく挨拶が飛び交い、休み時間中の子どもたちとおしゃべりによって、元気球をもらいました。
今月の活動は今日のみ。
子どもたちとの思いがけないやり取りはわたしにとってかけがえのない時間になりました。
話しかけてくれてありがとう!!
来月の活動で会えるのをたのしみにして。
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