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汗とごみと3000食
2023年1月に菓子製造販売、
その半年後の6月8日にランチシェフとしてデビュー。
それと並行して10月からはもう一軒のランチシェフをデビュー。
今月、ランチを作るお仕事で1周年を迎えた。
そしてこの度、
間接的に指摘されて、とても落ち込んでいた。
今年は特にやってみたいこと・新しいことをチャレンジする年にしている。自宅では大評判のメニューが果たして現場では通用するのかをチャレンジしながら献立を決めて全て一人でやっている。
指摘されたから
それをのびしろと判断するのか、
指摘された少数意見をどう対処するのかが今私の課題だ。
突然の、間接的な指摘によって
極々少数意見だと捉えることができずのびしろとして、対策や改善点を考えようとしていた。
愚痴をこぼすまでは。
愚痴をこぼしながら汗が目に入り、そしてゴミまでも。
間接的な指摘を真に受ける必要があるかどうか。という気づきに直面。
汗とゴミと3000食。
その間接的なクレームの合計は約10食分。
そのほかの2990食は喜んでいただけけたことになる。
3000分の10を改善するのか、2990を見ていくのか。
その3000分の10の部分が伸びしろなのかどうか、という内容で展開していく。
全てのお客様が満足するランチを作ることは難しい。
喜んでいただきたい一心で様々なおかずを仕込みして小皿に盛り付けるスタイルでは
・量が多い
・ごはんが多い
・この前もたべた
・もう飽きた
・これしょっぱい
などのご指摘が間接的&直接あった。
クレーム一つ一つを改善するために毎回試行錯誤で時には品数を減らして様子を伺ったり。
これまで指摘があったのは直接と間接的の合計が10人くらい。
その度に身体が萎縮し、申し訳ございませんと謝罪をした上で精一杯の改善につながる努力をしながら様子を伺った。
・多いならば品数を減らし
・3回連続同じ内容で飽きたというのでメニューを変更したり
手間をかけてもほとんど評価されない。
見た目と量と盛り付けと価格で判断される。
・ものたりない
・値段に合ってない
間接的なもので
今回も間接的な指摘について改善する方向でいたが、愚痴をこぼしているうちにすごくちっぽけなことで悩み・苦しんでいたことに気づいた。
なんか最近モヤモヤするから
納品の前に氷川神社に行って身を清めに。
神様と交信してその気持ちを祓うために。
穢れを落とすために。
大宮氷川神社・人形(ひとがた)
参拝の後、たまたま目についたのが人形(ひとがた)だった。白い紙は着物を着た人の形。そこに自分の名前を書いて、お腹、胸、頭、首、右腕、腰、両足をなでて罪や穢れをヒトガタに移してきた。
これは持ち帰らずに神社に納める。病や災厄など招かれざるものを引きうけ身代わりになってくれる。半年に一度、6月1日から21日まで。
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おみくじ
いつもは楽しみにひくおみくじ。
今回は恐れの気持ちとともにひいたおみくじ。
神様は私の今の状況を把握していた。
恐ろしいことにどんなことで悩んでいるのかお見通しだった。
第11番 末吉
悩んでいるそのこと、そしてその悩みが改善する方向か記されてありました。
私に必要なメッセージがしっかりと記されていました。
汗とごみと3000食
目に見えないくらいちっぽけな指摘に悩み苦しんでいたんだ。
こんなこと話したらダメかな、
こんなこと聞きたくないよなーとか、
こんなこと話したら何て言われるんだろうとか、愚痴をこぼす前の気持ちはこの事ばかり。
愚痴をこぼしたら、汗が目に入りゴミも目に入りそして1年間に延べ3000人もの人が食べたという事実に直面する。
1年間で3000人(延べ)。
スケールがさぁ。
これってすごいことだよー。
どこを切り取っていくか、だよねー。
自分で気づきくきっかけになった言葉たち。
米粒より小さいことに向き合おうとしてた。
どこをみていくか、定まりました。
愚痴をこぼしてた結果・・・
汗とゴミと3000食
ヒトガタとおみくじ
この気づきはデカい。