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自分に合うものに出会うために使える、「まずは試してみよう」という考え方
自分に合うことをやりたい、合うものを手に入れたい、という気持ちは誰しもあると思います。しかし、自分に本当に合うかどうかはやってみるまでわかりません。
たとえば、小さい子どもだと、見た目が気に入らないので、ある食べ物を嫌いだといったりします。しかし、何かの拍子に口に入れてみたら味は好きだった。そこから好物になった、なんて話を聞きます。いわゆる「食わず嫌い」と呼ばれるものです。
人は成長するほど、バイアスを活用することができます。効率よくモノ・コトを判断できるようになります。一方で「昔やって上手くいかなかったことに似てる」「どうせ私には合わない」と、安易に機会を切り捨ててしまうこともあります。もちろん、人のバイアスは優秀なので、直感的に合わないと思ったことは実際に合わないことの方が多いと思いますが…。
でも、100個ぐらい試してみて、1個でも大当たりがあったら?
寝食忘れて楽しめる、本当に自分に合うものに出会えるとしたら。他の人に大きな価値を与えられるモノ・コトがあるとしたら。もしも、それらの機会を捨てているとしたら、かなりもったいないですよね。
他にも「過去の自分には合わなかったけど、今の自分には合う」ということもあります。なので、もし自分のライフステージが大きく変わっていたら、「昔は合わなかったなぁ」と思うものに、あえてもう一度向かってみることも良いと思います。
たとえば、私の友人に学生時代は研究に全く興味が持てなかった人がいました。しかし、社会人として実務経験を積んできて、いま社会人学生として研究をすることが本当に楽しいといいます。「自分の自由な時間で、自由なテーマで研究できる機会なんてそうそうないから」とのことです。仕事終わりの限られた時間で、まさに寝食を忘れる勢いで研究に取り組んでいて、傍から見ていても楽しんでいることが伝わってきます。
あなたのバイアスが「どうせ合わないよ」と語りかけてみたら「やってみるまでわからない」と考えて、とりあえず試してみる。そして、3日間続けられるなら3週間試してみる、と少しずつ期間を伸ばしながらやってみましょう。
おすすめは、小さく・敷居を低くして始めることです。Atomic Habitsという本によれば、習慣化をしていくには「とにかく小さく」始めることが重要だと言われています。
腕立て伏せだったら、まずは腕立て伏せのポーズを取る、ということを最低限毎日できるようになるまで繰り返すとか。そこから、1回でも2回でも、自分のやる気が続く分だけやる。このような考え方です。
特に自分自身が合わないと思いこんでいることは始めにくいものです。小さく始めることをより意識したほうが、試す機会を活かせると思います。そこまで小さくやってみても続かないなら、合わなかったなと手放すだけです。
色んなことを小さく試しながら、自分に合うものを見つけていきましょう。
なお、今回の犬さんのカバーフォトはこちらからお借りしました
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