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最高のうつ病克服療法。それは睡眠、朝散歩、マインドチェンジの3点セット。


こんにちは。

本日は、うつ病克服のための3点セットを紹介します。

もちろんひとによってうつ病の原因となるものは違いますが、私自身がうつ病になったときの医学的アプローチと、認知行動療法の両方から最適な3つです。

私の人生が劇的によくなったのも、この方法を続けているからだと思います。

では紹介します。

うつ病の原因

まずは、このうつ病になる原因で考えられているものを紹介します。

1,睡眠不足

睡眠は体や脳のダメージを修復する時間ですが、これがなんらかの原因(過重労働や精神的ストレスによる不眠など)で不足すると、脳の安定物質であるセロトニンはノルアドレナリンなどの物質が出にくくなり、倦怠感や気力の減退を引き起こします。

2,環境変化

人間には、新しい環境に身を置いたときにかなりのストレスがかかります。例えば新生活が始まる4月、転職による新しい環境に適応しようとしているとき、会社での立ち位置が変わったときなど、さまざまです。

人間が成長する上で適度なストレスと環境変化は必要なのですが、性格によって頑張りすぎてしまったり、小さなミスを気にしすぎてしまったり、人によってはおおきなストレスを感じる原因になります。

3,人間関係

これが一番多いような気がします。どんな生活をしようが付きまとうのは、人間関係ですね。学校、職場などなど、避けては通れない部分であります。不登校や離職の原因の毎年上位になってくるのは、この人間関係です。これは日本の学校教育(型にはめる教育)の弊害だと考えます。

4,大切なものを失う喪失感

これは、最愛の家族の死や自分が大切にしていたものが壊れてしまったときなどに感じる喪失感です。

5,強すぎる正義感や固定観念

「こうじゃなきゃいけない」、「男はこう、女はこう」みたいな縛る価値観や正義感は、過度なストレスを自分に与えます。うつ病に多いのは、「真面目」なひとが多いです。

上記だけではないですが、主な原因はこのようなことが起因していると考えられています。

私がうつ病になった理由


私は、製薬会社に勤めてたときにうつ病になりました。発症原因では、上記でいうところの1,2,5が当てはまります。

上記に書いたうつ病の原因になりえるものは、大体何個が同時に起こり、キャパオーバーになったときに起こると考えます。

私の場合は、会社で責任のあるポジションになったことが環境変化で、そのあたえられたポジションで絶対に結果をだす、失敗したくないという強い正義感や義務感、そして労働時間が増えたことによる睡眠不足。この3つが同時に起こり、ある時なにもしたくない、できないという身体的な症状として現れました。

おそらく、うつ病になったことがない人には理解されませんが、根性でどうにかなるものじゃないですね。

現代医学で考えられているうつ病の原因はセロトニンの減少です。このセロトニンがなくなると、活動する気力や元気がなくなって、動けなくなります。

車で例えるなら、車体に不備はない、ガソリンもはいっている、しかしバッテリーが上がった状態みたいなかんじですかね。うつ病のやっかいなところは、見た目ではわからないことですね。

いまだに誤解を生みやすい病気です。

うつ病という「心の風邪」に有効な治療3選

私自身がこの方法で改善し、現在はうつ病発症前より人生を豊かに生きられている実感があります。

「うつ病」になったら人生終わりではなく、人生で与えられた課題ととらえて、レベルアップするものと捉えるのがいいですね。

睡眠をしっかりとる

うつ病になってしまったらとにかく「休む」「寝る」ことです。

先ほども書きましたが、うつ病はバッテリー上がりの状態と似ています。

とにかく充電するしかないんです。

不眠症になるひとが多いので、なかなか寝れないかもしれないですが、この場合は薬に頼りましょう。

強制的にシャットダウンするぐらいでいいと思います。

そのうちにだんだんと気力と体力が戻ってきます。

この時に大事なことは、罪悪感を感じないことです。これは難しいんです、うつ病になるような人は人一倍責任感があって、気にしいです。

生きていることが今の仕事ぐらいに考えていきましょう。

一ヶ月ぐらい寝れてくると、だんだん活動する力が沸いてきます。

朝散歩を始める

だんだん動ける気力が湧いてきたら、朝散歩がうつ病に非常に有効です。

ただ、いきなり歩くのはきつい人もいますので、まず朝日を浴びることだけ実行するのがいいですよ。

人間は朝日を浴びることで、体内時計がリセットされることと脳内にセロトニンが分泌されます。この習慣が身に着くと、だんだんと脳の機能が戻り始めます。

朝日を浴びる習慣がついたら、少しづつあるいてみましょう。歩くことで、体力の回復や五感への刺激、食欲増進が期待できます。

本当に少しづつでいいんです。

いきなり30分とか、1時間とかだめですよ(笑)わたしはやって失敗しました。

靴紐を結ぶだけ、外に出て体操だけやる、1分歩く、3分歩く・・・と少しづつ増やしていけばいいんです。

とにかくうつ病治療は、焦らないことです。

80年、90年生きるうちの数ヶ月ぐらいやすんでも全然平気ですし、日本人は働かせられすぎなんです。この時間で、自分が成長できるくらい前向きにとらえたほうが人生が今後豊かになると実感しています。

マインドチェンジ

元気になってきたら、マインドを変えていきましょう。

うつ病になるのは、外的要因と内的要因の2点があって、外的要因はわりと変えやすい(職場を変えたり、配慮してもらう)です。

しかし内的要因は考え方の歪み(認知バイアス)なので、修正してあげるといいです。

これに関しては一概にこうしたらいいとは言えないので、厚生労働省や民間が行っているリワークに通うのをおすすめします。

リワークとは、うつ病などの精神疾患を患った人を再度働けるようにする目的で行われています。

私も通いましたが、人間には必ずバイアス(歪み)があって、その認知の歪みがストレスとなるので、ここの歪みの取り除き方をおしえてもらえます。

例えば、「職場みんなと仲良くしなければ仕事が上手くできない」という認知があったら、「業務上差支えない範囲で、関わればいい」というマインドに変えたりですね。

こんなかんじで今までの固定観念などが変えていけますので、より人間として深みがでます。

人の痛みがわかることは、一番の財産ですからね。

この3つを実践するとだんだんと回復していくと思います。もちろん通院と服薬はマストですよ。

自己判断は危険です。

まとめ

上記の方法であなたの症状が改善されて、新しい自分としてレベルアップできることを祈っております。

そして、番外編なのですが、欲求に素直になるのも効果がありますよ。

私の場合は抑えていた女性の部分を一気に解放しました。親や家族、友達にもカミングアウトし、女性の姿で友達とも遊びますし、人生の幅が広がりました。

カミングアウトの話はまた次回書きますが、犯罪はいけないですが、自分の欲求には素直になるべきです。

それが充実感になり、人間としての深みになります。

最後に、「うつ病」になったら終わりじゃないです。

「うつ病」は飛躍的に自分のステップアップできる最高の機会です。

悲観せず、今は良く休んで、指数関数的に伸びる時を待ちましょう。

以上。

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