大吉原展と、怪談ポストカード。
5月17日 金曜日
主人と上野の芸大美術館まで、「大吉原展」へ行ってきました。
ネットで叩かれていましたが、個人的には吉原遊郭という文化は江戸文化をみるうえでも重要な位置付けであるし、展示内容も吉原文化を丁寧に伝えていた、見どころ満載の展覧会だったと思います。
それにみていて華やかだし、美的に美しければ個人的には十分展覧会に値すると思います。
ただ、江戸時代、何度も大火に襲われましたが、放火犯のほとんどが遊女であった、という記述を読み、
「みんな燃えちまえばいいんだ‼️」
という苦海の叫びみたいな念は感じました😅
歌麿や広重、英泉、国貞のような美しさは吉原の氷山の一角で、その奥に、描かれなかった色々な出来事があったんでしょうね。
お歯黒溝付近の下級遊女の絵は一、二枚くらいしか展示はありませんでした。
写真撮影OKエリアにて。
今自分が作っている作品は昭和の戦時中の遊郭で、格下と言われていた千住遊郭が出てくるのです。
江戸期の吉原とは随分様相は異なり、千住遊郭は格子戸ではなく、花魁の写真をカレンダーのようにかけていて、遊女はのれんから誘っていたりと、
展覧会。。。見に行かなくてもいいかなあ、と最初は思っていましたが、
あちこちで「よかった」という声をきき、段々と興味が出て赴いたのでした。
あ、ちなみに主人は浮世絵には全く興味がなく、説明文字ばかり読んでいたそうです😅
個人的に、鏑木清方の「樋口一葉」の絵が2回目見れたことはラッキーでした‼️
「たけくらべ」は、吉原遊郭によって、生業をたてている家の子供達のお話なので、三ノ輪の住んでいた一葉は明治期の吉原の裏方部分をつぶさに観察できたのでしょうね。
こちらは上野公園の穴場。子供図書館。
いつも静かで、喧騒から離れることができ、建物内も、昔の帝国図書館を模して作られております。
↑この階段など、宮沢賢治のダルケの詩を彷彿。。。
大吉原展では、ミュージアムショップは高かった‼️
通常のポストカード200円は許せても、縁取ったポストカード一枚450円はえげつないと感じました。
ミュージアムショップも吉原価格なんだろうか。。。
どのグッズも異様に高く感じましたね😵😵
帰宅後はぐったり疲れてお昼寝。
ポストクロッシング📮の台湾🇹🇼の方に葉書を書きました。
物語のポストカード希望で、ストーリーを教えて欲しい、そしてなぜそれを選んだのか教えてほしい、というミッション✨✨
手持ちのポストカードを漁ってみると。。。。
この一枚しか物語のカードは持ち合わせておりませんでした😅↓
この一枚しかなかったので選びました、とはまさかかけず
日本で有名な怪談です👻で締めました😂
あともう一人はポストユナイテッド📮。
プロフィールを読むと、男性でディズニーやキャラもの、マスコット、
犬や猫の動物ものはいらない、
ハガキが汚れるから封筒で送って欲しいとのこと。
文面もなんだかちょっと怖い雰囲気。。。(゚o゚;;
ポスクロ、ポスユナを始めて、初めて怖そうな相手が巡ってきました。
でもまあ、わたしもネズミーランド好きではないので、お気持ちわかります。
わたしもミッキーマウスやキティちゃん送られてもそこまで嬉しくないですから。。。
(サンリオではぐでたまが一番好きです。奴のやる気のなさはたまりません)
地層や火山、考古学、鉱石、地球科学、古代の土器や古墳などを希望、
とのことだったので、
北海道の樽前ガローのポストカードを選び、wikiの説明文を英語で添えました。
こういう場合は、コラージュのようなものはせずに、シンプルに住所だけ貼って送ります😅封書で。。。
たくさん観れて、たくさん歩いて、ポストカードをかけた良き一日でした☺️✨✨